盗聴法施行・緊急声明


 先ほど、すなわち2000[平成12]年8月15日午前0時、犯罪捜査のための通信傍受に関する法律、すなわち盗聴法が施行されました。つまりこれから、「犯罪の恐れがある」「数人」以上のあらゆる有線を使った通信は盗聴できることになりました。
 盗聴法は、成立する前はもちろん、成立してからも警察の不祥事など、数多くの問題点が指摘されてきました。
 ことに、事実上全ての通信が盗聴法の対象となるコンピュータ・インターネット世界には、致命傷となりかねません。
 しかし、成立させた側の政府与党・官僚はそうした反対に目を向けようとせず、野党の提出した盗聴法廃止法案も、歯牙にも掛けず葬り去りました。
 それどころか、日本が第二次世界大戦に敗れた8月15日をわざわざ盗聴法の施行日にしたところから見ても、政府は明らかに自由と民主主義に対しけんかを売っています。
 私は今後とも、皆様に盗聴法の廃止を呼びかけます。盗聴法が廃止されるその日まで、諦めることなく行動を続けるつもりです。皆様、今後ともよろしくお願いします。

管理人 K・MURASAME       

8月15日 0時35分       

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