第47回衆院選 盗聴法(通信傍受法)に関する調査 日本共産党の回答


 この回答は、日本共産党から寄せられたものを、そのまま掲載しています。
 この回答は、12月1日に寄せられました。ありがとうございます。


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Q1,アンケートご回答者

日本共産党(政策委員会・アンケート係 山本)

Q2,盗聴法(通信傍受法)について

1よく知っている

Q3,盗聴法(通信傍受法)について

3反対

Q4,−−−−−

Q5,問3で、「反対」その理由(複数回答可)


1犯罪に関係がない通信も聞かれる恐れがあるから

2犯罪の摘発に役立たないから

3警察などに監視されているような気がするから

4令状を出す裁判所のチェック機能に疑問があるから

5インターネットが規制されるから

6反政府的な思想が取り締まられるから

7暴力団など、組織犯罪対策に有効でないから

Q6,普段どう呼んでいますか。

1盗聴法

Q7,組織犯罪対策に効果

4全く効果はなかった

Q8,コンピュータ通信にとって

4悪い影響があった

Q9,組織犯罪対策

2知っている

Q10,仮メールボックス仕様書

2知っている

Q11,合憲と思いますか

2違憲だと思う

Q12,憲法は改正すべきですか

4違憲なので、改憲の必要はない

Q13,憲法二十一条にある通信の秘密不可侵

1維持すべきである

Q14, 9月18日、法制審議会

2反対

Q15,盗聴法(通信傍受法)の今後について

4廃止するべきである

Q16,−−−−−−−−−−−−

Q17,−−−−−−−−−−−−

Q18,可視化、司法取引

3その他(Q25の回答参照)

Q19,共謀罪

2反対

Q20,「サイバー犯罪に関する条約」

4その他(Q25の回答参照)

Q21,条約締結国

4その他(Q25の回答参照)

Q22,特定秘密

2反対

Q23,諸外国・地域

6外交問題として取り上げる

Q24,衆議院議員総選挙

3争点の一つにするが、重要ではない

Q25,(800字以内)
盗聴(通信傍受)は、そもそも法律に違反する犯罪であり、個人のプライバシーを侵す不法行為です。たとえ犯罪捜査のためであっても、本来許されるべきことではありません。日本共産党は、この立場から、一貫して盗聴法の制定やその実施範囲の拡大に反対してきました。通信傍受法案に対して、日本共産党の東中光雄衆議院議員は、「国民の通信の秘密を侵犯する、憲法二十一条違反の違憲立法」と反対討論をしています。(衆議院本会議99年6月1日)。他党と共同して盗聴法廃止法案を国会に提出したこともあります。
最近広がってきたサイバー犯罪についても、サイバー犯罪の対策が必要なのは当然ですが、だからといって国民のプライバシーや通信の秘密を侵害することは認められません。日本共産党は、この立場から、サイバー犯罪条約の批准に反対しました。日本共産党の赤嶺政賢衆議院議員は、「通信の秘密、表現の自由、プライバシーなどが捜査当局に脅かされる」と反対討論をしています。(衆議院外務委員会2004年3月26日)
また、共謀罪は、犯罪行為を処罰するものではなく「意思」を処罰しようというもので、いきつくところは思想の処罰にいたる危険性をもつもので、絶対に反対です。
2013年の参議院議員総選挙以降、この問題で見解に変更はありません

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