盗聴法シリーズ(19) 参考文献(4)盗聴法反対派 マスコミ・雑誌・書籍・その他編
(Ver.1.9)


《新聞》

!『朝日新聞』 朝日新聞社 日刊紙
'45年△10月5日号 「政治犯の即時釋放 内相らの罷免要求 思想警察も廃止 最高司令官通牒」、「秘密警察なほ活動」山崎巖インタビュー 聞き手:ローバート=リュベン、「治安維持法、修正考慮 共産主義運動は部分的に認容」岩田宙造インタビュー 聞き手:宋徳和
*原文にある機種依存文字は、どの機種でも見られる新字体に改めました。なお、これのみ日本図書センターによる復刻版です。
'76年△1月28日号夕刊 「野党、足並み乱れ 共産党スパイ査問事件の追及 民共対決、社公は半身=v、「稲葉答弁は不法、不当 共産が抗議」
△1月29日号 「歴史の重み、わい小化の恐れ 共産党スパイ査問事件」富森叡児
△1月30日号 「共産党スパイ査問事件 「事情明らかにする」 法相答弁」、「衆院予算委で共産もただす」
△1月30日号夕刊 「「暗黒政治の正当化」 不破氏(共)「査問」で激しく反論 衆院予算委」
△1月31日号 「共産党スパイ査問事件 衆院予算委で応酬 「復権」問題は調査中」「法相が答弁、対決の姿勢」」、「治安維持法の時代とスパイ査問事件」宮本顕治
'86年△11月28日号 「「幹部宅の電話盗聴」 共産党が発表」
△11月29日号 「共産幹部宅の「盗聴」で告訴 NTTも近く告発」
△11月30日号 「電話盗聴で共産党が談話」、「NTTも告発 共産幹部宅電話工作」
△12月2日号 「厳正調査申し入れ 盗聴事件で共産党」
△12月3日号 「「盗聴、警察に疑惑」と共産党」
△12月4日号 「警察官関与と共産党発表 盗聴事件、地検も捜査」
△12月10日号 「「盗聴の捜査公平に」と首相」
△12月13日号 「共産党幹部宅盗聴事件」「県警は関与否定 神奈川県議会で答弁」
'87年△2月26日号 「また盗聴? 共産・上田氏宅で」「地検へ告訴」
△5月7日号夕刊 「「共産党盗聴」で東京地検」「神奈川県警察官を聴取」、
「アジトの警察官 遺留品から割り出す」「共産党幹部宅盗聴」「毛髪から血液型検出 発覚前まで生活の痕跡」「神奈川県警 一貫して関与否定」
△5月8日号 「警官ら聴取なお二、三人」「盗聴事件検察方針 容疑の立証に自信」、「公正捜査待つ 警察庁長官語る」「全容解明望む 共産党幹部が会見」「過去も現在も電話盗聴せぬ 警察庁長官が答弁」、「盗聴発覚 戦後30件も」「共産党明かす 起訴は1件もなし」
△5月8日号夕刊 「盗聴、昨年秋に集中 共産党幹部宅」「中国関係情報狙う? 当時 党関係修復の動き」
△5月9日号 「調べに警官黙秘続ける 共産党幹部宅の盗聴」
△5月9日号夕刊 「共産党盗聴 警察技術職も関与か」「配線工作者、電話に精通」
△5月19日号 「NTTから制服と車 町田署 盗聴発覚前に借用」「衆院委で判明」
△5月21日号夕刊 「共産党幹部宅盗聴事件」「4警官から事情聴取 2人はアジトに指紋」
'88年△6月17日号 『秋霜烈日 遺稿・伊藤栄樹の回想 31』(S)「おとぎ話 違法な警察の活動」伊藤栄樹
*「よその国のおとぎ話」のはずが…。
△6月21日号 『「秋霜烈日 遺稿・伊藤栄樹の回想」を終わって 座談会』佐藤悠(司会)・平野龍一・立花隆・石原一彦
△12月28日号 「創価学会側 上告取り下げ」「宮本・共産党議長宅盗聴「幹部の関与」確定」
'94年△7月11日号夕刊 「情報網整備などで閣僚会議を開催へ」
'96年△10月6日号 「組織犯罪対策 法整備諮問へ」、「国民的議論が不可欠」村上宣雄、「通信傍受明文化へ 薬物捜査で先例」
△11月13日号 「危険な盗聴捜査の立法化」小田中聰樹
'97年△6月26日号夕刊 「国と神奈川県の責任認定 共産党幹部宅の電話盗聴事件」「警官への請求は棄却」、「通信傍受の導入懸念も」豊秀一、「緒方議員「大きな勝利」」
△6月27日号 「社説」「こんな警察が電話盗聴したら」
△7月19日号 「「捜査で通信傍受」盛る」、
「組織的犯罪対策法案 要綱骨子案の概要」
△9月11日号 「「捜査で通信傍受」導入」、「社民、反対打ち出す」
△10月2日号 「信頼できない盗聴令状審査」寺西和史
△10月7日号 「「盗聴法案」のはらむ危険性」牧野二郎
△10月8日号 (S)「事実に反する令状言いなり」田尾健二郎
△10月10日号 「事実に合った寺西氏の意見」前田知克
*寺西氏以下の四つは牧野氏を除きいずれも「声」(読者欄)より。
'98年△2月4日号 「組織的犯罪対策立法 傍受対象絞り修正案」「「時限」も視野に」
△2月5日号 「自民修正案社民が拒否」
△2月18日号 「通信傍受認める「犯罪対策法案」 社民合意なくても提出へ」
△2月21日号 「組織犯罪対策法 原案大幅修正を法制審了承」
△2月27日号夕刊 「組織的犯罪対策法 今国会提出自民決める」
△7月24日号 「寺西判事補、戒告に 仙台高裁決定」
△7月28日号 「社説」「議論はまだ不十分だ」
△12月3日号 「裁判官の積極的政治運動 最高裁「禁止は合憲」」「寺西判事補 戒告が確定」、「最高裁決定理由(要旨)」、「裁判官 制約どこまで」
△12月4日号夕刊 「判事補処分「誠に遺憾」 日弁連会長が声明」
△12月27日号 「寺西判事補、最高裁決定を批判 「公正らしさ論に縛られている」」
'99年△2月16日号 (S)「自自連立1カ月、評価は?」「瀬島龍三氏に聞く」「「新保守の理念、明確に」」「数年後に「合併」も」
△4月29日号 「組織犯罪法案 傍受の対象犯罪半減」
△5月8日号 「組織犯罪法案 自自公、修正で合意」、
「懸念払しょくへ論議尽くせ」村上宣雄
△5月20日号 盗聴器納入発言の男性「参考人招致を」
*丸竹洋三氏のこと。
△5月21日号 『「権力」が聴いている (上)』「「監視社会」招く恐れ」
△5月22日号 『「権力」が聴いている (下)』「揺らぐ「秘密の保護」」
5月23日号 △『「権力」が聴いている』「電子メールものぞかれる」、「「国民みんなが丸裸に」 通信傍受法案反対野党議員らが集会」
△5月26日号 「組織犯罪3法案 自自公、修正案提出へ」、『「権力」が聴いている』「公明ひた走り なお慎重学会」、「「素人分からぬ」衆院委自民理事」
△5月27日号 『「権力」が聴いている』「オウム対策、本当に可能?」「法務省「抑止に期待」と答弁」「佐藤議員ら「うそ」と反論」
△5月28日号 『「権力」が聴いている』「記者も傍受の対象に」
△5月29日号 「通信傍受法案を可決」、「議論不十分なまま」山口進、『どうする通信傍受法案』(S)「組織犯罪の変質に対応」服部三男雄、「違法防ぐ仕組み不十分」保坂展人、『「権力」が聴いている』「怒号・抵抗…もっと議論を」
△5月30日号 「主張・解説」「通信傍受法案 警察 問われる信頼」落合博実
△5月31日号 「通信傍受 「容疑者へ必ず通知ある」自民部会長TVで強調 法務省は否定」
*「自民部会長」とは服部三男雄氏の事です。
△6月1日号 「通信傍受法案、強気の自自公 足元見られ苦しい民主」『どうする通信傍受法案』「基本的人権に関わる」木島日出夫、(S)「生命や財産を守る手段」達増拓也(たっそ たくや)
△6月2日号 「通信傍受法案が衆院通過」、「傍受法案 本当に厳格?」、「数頼みの組織暴力/修正で乱用防いだ」、「参院へ自自公「綱渡り」」
△6月4日号 『「権力」が聴いている』「「盗聴」法がだめなら 秘聴法?傍聴法?」
△6月5日号 「君が代法制化、消極姿勢 通信傍受法案「慎重審議を」」秋谷栄之助インタビュー 聞き手:若宮啓文
△6月9日号夕刊 「買える「盗聴」 町に家庭に」
△6月10日号 『検証 通信傍受法案(1)』「「盗聴」なぜ今 目的は?」
△6月12日号 『検証 通信傍受法案(2)』「裁判官 チェックどこまで」
△6月15日号 『検証 通信傍受法案(3)』「「聴く基準」 あいまい」
△6月16日号 『検証 通信傍受法案(4)』「聴かれた会話 どこへ」
△6月17日号 『検証 通信傍受法案(5)』「信頼のための条件」
△6月18日号 『「権力」が聴いている』「大手ネット業者も反対」、「「坂本一家事件傍受で防げた」 陣内法相TV発言」
△6月18日号夕刊 「陣内法相が釈明」
△6月20日号 (S)「「組織犯罪法案優先し成立を」 法相が「順位」示す」
△6月26日号 「大人になれば盗聴社会なの」井上麻衣子
*「声」(読者欄)より。
7月7日号 「保坂議員の通話「流出」 記者との通話 盗聴の可能性」
7月8日号 「保坂問題巡り論議」
△7月11日号 『「権力」が聴いている』「移動多く、音声はデジタル 携帯電話 傍受に難題」
△7月14日号 「保坂代議士とテレ朝記者 通話、どこで聞かれた?」 、「「盗聴前提は疑問」 参院委で刑事局長」
△7月15日号 『盗聴捜査 米国の光と影 (上)』「公衆電話も… 市民「複雑」」柏木友紀・(写真)近藤悦朗
△7月16日号 『盗聴捜査 米国の光と影 (中)』「否定できぬ行き過ぎ」柏木友紀・(写真)近藤悦朗
△7月17日号 「何でも通しの四人組」、『盗聴捜査 米国の光と影 (下)』「効率低下で手法拡大狙う」柏木友紀・(写真)近藤悦朗
△7月22日号 『連立へ 公明党の選択 (上)』「「安定」求めた学会の影」
△8月3日号 「「報道機関は傍受対象外」 盗聴法案めぐり法務省」
*縮刷版でも表記は「盗聴法案」のまま。小さい記事なので、目が届かなかったのか、わざと残したのか。
△8月4日号 『検証 通信傍受法案審議(上)』
「ネット対応「不十分」 業者に不安広がる」
△8月5日号 『検証 通信傍受法案審議(下)』
「通知は立会人の役割は 懸念解消されないまま」
8月10日号 「盗聴法案、参院委で可決」、
*縮刷版では「通信傍受法案を強行採決」と変更。
「不信任案、時期探る民主」、「怒号・倒れた机 異常な幕切れ 通信傍受法案 参院委で可決」
8月12日号 「民主、決議案を連発」「盗聴法攻防 不信任案は否決」、△「「セクハラ」ヤジで本会議中断」、「低迷民主 最後の反撃」、「国会攻防 3夜続き」
8月12日号夕刊 「盗聴法、午後に成立」、
*縮刷版では「通信傍受法が午後成立」と変更。
「牛歩に対抗 議長「強権」」
8月13日号 「盗聴法が成立」、
*縮刷版では「通信傍受法が成立」と変更。
「存在感とは? 苦肉の牛歩」、「問題点抱え「見切り発車」」、「「乱用」防止へ厳格運用を」奥山郁郎、「社説」「どちらの潮流を選ぶか」、「私が見た通信傍受法成立のてん末」佐藤道夫・中村敦夫、「懸念・当惑 消せぬまま」
8月24日号 「ポリティカにっぽん」「女4人の「リレー演説」」早野透
9月16日号 「携帯電話 プリペイド式に切り替えよ 山口組系暴力団傘下にファクス 通信傍受対策か」
2000年△1月25日号 「海保も「盗聴」捜査」
△2月24日号 「通信傍受法「廃止」を」
△2月26日号 「「サッチャー氏の指示受けて盗聴」 カナダ元情報機関員証言」
△3月7日号 「通信傍受法「施行凍結を」 民主・羽田幹事長」
△3月22日号 「通信傍受法 野党などが廃止案」
5月31日号 『選ぶとき 2000年 総選挙 巨大与党の決算(下)』
「通信傍受(盗聴)法 触れぬ与党、野党は争点に」
8月3日号 !「報道機関の取材 犯罪関連なら傍受続行」
8月13日号 !「通信傍受捜査 ソフト開発費負担要請」「警察庁がNTTドコモに」「出費は最大100億円」
8月15日号 「通信傍受法 ドコモ、立ち会い拒否」「「負担大」捜査混乱も」
10月21日号 「メールの監視企業に許可へ 英、労働団体は反発」沢村亙
12月30日号 「「盗聴」問題は不起訴」
*保坂展人議員への盗聴疑惑を指します。
2001年3月27日号夕刊 「個人情報保護法案 閣議決定、国会提出へ」
「与党内に慎重論も 今期成立は微妙」、「個人情報保護法案(要旨)」、「原点に立ち返り議論を」武井宏之、『「個人情報保護法案」問題点を識者に聞く』「「民間」先行よくない」三宅弘、「報道「機関」なぜ免除」桂敬一、「一歩前進と考えたい」加藤真代
△9月1日号 「通信傍受法 合憲と判断 賠償請求棄却」「東京地裁」
△10月8日号 『!警察はどこへ 上』(S)「信頼回復へ地域と密着」今泉正隆(聞き手:山浦正敏)、「指揮官の質に問題」大谷昭宏(聞き手:南島信也)、「監視社会 活路ない」斎藤貴男(聞き手:松本一弥)
△10月18日号 『!警察はどこへ 下』(S)「徹底教育で意識改革を」氏家斉一郎、(S)「現場に権限、士気高めよ」久保博司(聞き手はいずれも橋本裕介)
2002年3月31日号 「通信傍受法を初適用」「覚せい剤捜査で警視庁 携帯電話の通話」
2003年11月6日号 「携帯での110番 発信地ピタリ」「GPSで数十bの精度」「警察庁・総務省・大手3社」「新システム導入へ」、
*GPS(全地球測位システム)対応機種のみ。ただし、位置割出しは通報者が自発的に電話を掛けた場合に限る。
『世界の鼓動』『監視する社会 1』「公共の「目」」「「安全」の 裏のぞく不安」
11月6日号夕刊 「愛知県警 通信傍受法を適用 覚せい剤密売人 容疑で逮捕・送検」
11月7日号 『世界の鼓動』『監視する社会 2』「生活安全条例」「市民の「警察化」危ぶむ声」
11月8日号 『世界の鼓動』『監視する社会 3』「サイバー犯罪条約」「通信の秘密 じわり「浸食」」
*法制審議会・刑事法(ハイテク犯罪関係)部会でのサイバー犯罪条約に便乗した盗聴拡大の動き。また、昨年2月の国家公安委員会では「行政傍受」(犯罪の発生前に「怪しい」個人や団体を盗聴する)導入を主張する委員が現れたという。
11月11日号 『世界の鼓動』『監視する社会 4』「住基ネット」「「背番号」管理の不安消えず」
11月12日号 『世界の鼓動』『監視する社会 5』「ICタグ」「「夢」の生活 つきまとう影」
2006年10月2日号 「共謀罪「法原則になじまぬ」 犯罪条約批准巡り 政府、99年に主張」市川美亜子
*1999年3月の国連条約起草委員会で、日本政府が主張したという。
2007年△1月19日号夕刊 「共謀罪 政府案修正含め検討」
*安倍晋三首相が、共謀罪の今国会での成立に努力するよう指示した事など。
△1月23日号夕刊 「法相、共謀罪「意欲」発言を修正」
△1月25日号夕刊 「自民党部会で共謀罪再検討」
5月26日号 「著作権が「脅威」になる日」丹治吉順
2009年△1月30日号夕刊 「■通信傍受、過去最多に」
11月14日号夕刊 『窓 論説委員室から』「軍事化する宇宙」谷田邦一
2010年△2月6日号 「■通信傍受、昨年は7件」


『毎日新聞』 毎日新聞社 日刊紙
'96年△6月17日号 「暴力団犯罪への対応刑法など見直し必要 自民政調会長代理」
'97年△6月26日号夕刊 「緒方参院議員宅盗聴 賠償2倍、404万円」「東京高裁 警官の違法性認め」
△6月28日号 「社説」「耳を澄ますべきは何か」
'98年△7月18日号 「寺西判事補の特別抗告棄却 最高裁」
△7月24日号夕刊 「判事補に戒告処分 法案反対の集会に参加 「政治活動に相当」と」高山祐
△12月3日号 「政治活動 裁判官に制限は合憲」、「表現の自由に厳しい「枠」」渡辺英寿、「15裁判官、意見分かれ」
!'99年2月3日号 「組織犯罪対策法案を最優先」小林雄志
5月20日号 「常時立ち会い義務化 通信傍受法案 公明が修正案」
5月20日号夕刊 『捜査と人権のはざまで 上』「通信傍受法案 市民にも盗聴の危険性」
5月21日号夕刊 『捜査と人権のはざまで 中』「犯罪と無関係な通話の傍受 揺らぐ「中断の原則」」
5月22日号夕刊 『捜査と人権のはざまで 下』「「より慎重な判断」求められ 多忙裁判官に不安も」このシリーズ担当:丸山雅也・山科武司
5月29日号 「「通信傍受」を合法化」、「政局のキーマンたち」亀井静香インタビュー 聞き手:有田浩子 写真:佐藤泰則、「党の枠組み優先 通信傍受法案可決」小林雄志、「歯止め、実効性に疑問」「採決わずか2分間 組織犯罪対策3法案 衆院法務委可決」
6月3日号 「記者の目」「「報道の自由」が危ない」丸山雅也
6月5日号 「通信傍受法案 脅迫相次ぐ」丸山雅也、「技術者の目から危険性訴え集会」
6月6日号 「通信傍受法案 まだまだ多くの疑問」小林雄志、
(S)「認めてないのは日本だけ」服部三男雄、「不特定対象、令状主義侵す」福島瑞穂
*縮刷版での福島氏発言表題は「誰もが対象、公聴会は必要」。
▲6月16日号 「毎日新聞世論調査 法案への賛否はほぼ同率」
*有効回答1238人、その他、無回答を除いた割合は以下の通り。
「必要だ」15%、「やむを得ない」29%、「あまり好ましくない」33%、「不要だ」12%。
▲6月18日号 「尾崎憲一ベッコアメ社長が「盗聴法」反対」丸山雅也
6月23日号 「組織犯罪対策法案 参院審議入り 平行線の与野党協議」徳増信哉・小林雄志
△6月29日号 「●坂本事件を防げた」
*深谷隆司氏(自民)の発言。ところで、この記事は2面に載っていたのですが、東京版(縮刷版)と三重県版とも、他の記事は広告に至るまで同じ。ところが三重県版では、なぜかこの記事だけ巧妙に削られています。何故なんでしょう?
△7月6日号 『特集ワイド1』「通信傍受法 インターネットにも影」湯谷茂樹、「一般人をも監視しようとしている」福富忠和インタビュー
7月6日号夕刊 「傍受法 欧米メディア どう対応」瀬川至朗・橋本晃・藤生竹志・岸本卓也
*縮刷(東京)版では朝刊に掲載。
7月7日号 「保坂議員盗聴される」
7月8日号 「保坂議員が告訴状提出 盗聴問題」
7月25日号 !『巨大与党 検証「自自公」 〈1〉』「「自公」シナリオ、昨夏に」、「「反自民」あっさり転換 公明党大会「連立」承認」
7月26日号 『巨大与党 検証「自自公」 〈2〉』「解散権縛った首相」、「延長国会後半戦 対立法案の処理焦点」
7月28日号 『巨大与党 検証「自自公」 〈3〉』「源流は田中派国対政治」
7月29日号 『巨大与党 検証「自自公」 〈4〉』「公明、変わらぬ保守志向」
7月31日号 『巨大与党 検証「自自公」 〈5〉』「小沢氏、「政権離脱」武器に」、▲「過半数が「反対」 九州・山口地区電話調査」祝部幹雄
8月1日号 『巨大与党 検証「自自公」 〈6〉』「後遺症伴う「公明カード」」
8月2日号 『巨大与党 検証「自自公」 〈7〉』「保守政治の一断面」
8月5日号 「組織対策3法案で中央公聴会 意見真っ向対立」小林雄志
8月6日号 「国会 会期末前に波乱含み」
8月10日号 「2法案 大揺れの国会」「通信傍受法案 懸念根強く」丸山雅也・城倉由光・柴沼均
8月11日号 「「不信任案」時期探る民主」、△!「深まる しこり 自自公・野党 平行線のまま」
8月12日号 「内閣不信任案を否決」、!「8・11ドキュメント」、「国民不在セレモニー=v
8月12日号夕刊 「通信傍受法案 午後に成立」、「長い夜 攻防の朝」
8月13日号 「通信傍受法が成立」、「組織犯罪対策3法成立 野党 戦略練り直しも」、「△主要国の制度と比べると」、
*上の△は記事の題自体に付いていたものです。
「運用の透明性、課題 国会に監視責任」小林雄志、「社説」「多くの懸念残したままだ」、「通信傍受法成立 捜査員の倫理観頼み」丸山雅也、△「野党「ヘトヘト」 与党は余裕」城倉由光・佐藤岳幸・柴沼均、「「乱用しない」」林則清インタビュー 聞き手:上遠野健一
8月17日号夕刊 『「通信傍受」「国旗・国家」法成立――政治部担当記者はこう見た――』「自自公には乱用防止の監視義務」小林雄志
10月16日号 「通信傍受法 報道取材は対象外」重里徹也
12月18日号 「「捜査に電話傍受 適法」 一定の要件で 最高裁が初判断」
*裁判所の「検証許可状」があれば、盗聴法が無くても合法、という判決。
2000年1月24日号 「米の通信傍受作戦で三沢基地も拠点か 冷戦中」
*「エシュロン作戦」に関する記事。
3月8日号夕刊 「英盗聴*{部 6キロ引っ越しに540億円」
3月9日号夕刊 「警察組織刷新会議が発足へ 中坊氏ら6人」
*ほかに後藤田正晴氏(元内閣官房長官、警察庁長官)、氏家斉一郎氏(日本テレビ社長)など。
3月11日号 「首相の真空人事次々」「大物そろえイメージアップ 中坊氏の決断には批判も」川上克己
3月16日号 「●中坊氏に佐高氏が質問状」
*通信傍受法(盗聴法)の廃止などを小渕首相に進言すべきだ、と言ったのですが…。
3月22日号 「●中坊氏の選挙運動は自由」
3月28日号 「評論家の佐高信氏らの公開質問状に回答」
*「いずれも今回の内閣特別顧問としての任務外の事柄に関する。私が進言を行う立場にない」との回答。
3月29日号夕刊 「米の通信傍受「エシュロン」 EUが本格調査へ」
4月12日号 (S)「ホームページと自意識肥大」大月隆寛
4月19日号 「記者の目」「エシュロンの盗聴問題 プライバシー保護急げ」岸本卓也
4月23日号 (S)「時代の風」「エシュロンという怪物」中西輝政
5月21日号 「法務省 刑事免責 導入を検討 国際犯罪に対応」望月麻紀
8月1日号 !「犯歴リストが流出」「現職警官、関与か」、「著名人の名 ズラリ」「警察リスト興信所流出」「対象者怒りあらわ」
8月15日号 「通信傍受法 きょう施行」「求められる厳格運用」尾崎敦
11月28日号夕刊 『メディア追跡』「社内での私用メール・ネット」「会社は検閲≠ナきる!? 各国事情」「波紋呼ぶ「監視禁止」表明」藤生竹志・佐藤由紀・笠原敏彦・橋本晃・臺宏士
12月28日号夕刊 「保坂議員盗聴事件 「不起訴」処分に」
2001年2月16日号 「診療簿なども対象」「個人情報保護法の原案判明 報道分野 適用除外を検討」
3月27日号夕刊 「報道機関に「努力義務」」「個人情報保護法案 03年施行へ閣議決定」
3月28日号 「「報道規制」めぐり曲折」「政府、与党内にも異論」「実質的な議論乏しく」、「取材の自由 制約の恐れ」田島泰彦、「情報悪用に一定の歯止め」岡村久道
5月28日号夕刊 「エシュロンは人権侵害」「米、英、加、豪、NZが民間盗聴 欧州議会報告草案 自己防衛訴え」、「エシュロン「最終確認」」「盗聴規制への壁厚く 各国政府は「安保」優先」、「エシュロン最終報告書草案(要旨)」
6月5日号夕刊 『メディア 追跡』「個人情報保護法 基本原則の適用譲らず」「公開討論会で改めて明らかに 政府案の問題点」臺宏士
*東京版では朝刊に載っています。
6月6日号 「個人情報保護法案 継続審議へ」
6月27日号 !「エシュロン」「日本の外交電文も傍受 NZの研究者が本紙に証言」「オセアニア81年以降 収集、米へ報告」、「NZ政府通信安全保障局」「日本情報の収集、最重視 エシュロン研究者が断言」
*NZ(ニュージーランド)の情報機関「ニュージーランド政府通信安全保障局(GCSB)」が日本の外交交渉文書を傍受、アメリカに横流ししていたという。外交・軍事問題の研究者、ニッキー=ハガー氏の証言より。
2002年3月18日号 『テロと国際社会 第4部 自由の行方 1』
!「盗聴網 宇宙から海底へ」「光ファイバーも標的 米、原潜改造し作業室」「傷つく民主的システム」「ネットの監視拡大 米当局「新兵器」次々」
4月12日号 「社説」「通信傍受法 不透明な運用は許されない」
4月29日号 (S)「発言席」「通信傍受は組織犯罪に有効」村井仁
※国家公安委員長の村井氏が、4月12日号の社説に反論。
2004年▲11月26日号 「「共謀罪」新設法案の問題点、松宮孝明・立命館大法科大学院教授に聞く」松宮孝明インタビュー 聞き手:中村一成
*紙面では京都版のみの記事。
2006年1月7日号 「テロ対策強化へ新法」「対象人物組織 拘束や盗聴可能 政府策定検討」米村耕一
2008年7月10日号夕刊 「令状なし盗聴 合法化」「米上院で可決 法成立へ」大治朋子
▲7月11日号 「覚せい剤密売:被告に懲役6年−−地裁判決」
*愛媛版記事。盗聴法初適用の事件で、有罪判決。
▲7月31日号 「覚せい剤:密売の被告に懲役9年と罰金−−松山地裁判決 /愛媛」
*同じく愛媛版。前出の事件で主犯格の男の判決。
▲7月17日号 「アメリカの選択:08年大統領選 イラク政策、理想遠く 本選意識、じわり「変節」」及川正也
*東京版のみの記事?
2009年6月30日号 「取り調べ可視化 一部か 全面か」「揺れる法務・検察「時間の問題」」「■各国の取り調べの可視化と捜査手法■」「英伊豪は「全面」」「「おとり」や「司法取引」多様な手法も」石川淳一、安高晋、小林直
*足利事件で、一度有罪となった被疑者の再審無罪が決定的となり、自白に追い込んだ取り調べが改めて問題になりました。そこで取り調べの可視化が必要と提起されていますが、可視化された諸外国では司法取引や盗聴、おとり捜査が導入されている国が多いと解説。
9月13日号 「■ロシア 国民の通信監視を強化」
2010年2月5日号夕刊 「可視化の拡大 焦点に」「公安委員長の研究会初会合」千代崎聖史
2月6日号 「□電話傍受で33人逮捕」


『北海道新聞』 北海道新聞社 日刊紙
▽1997年7月20日号 「社説」「乱用の不安消えぬ「通信傍受」」
▽1999年6月27日号 「通信傍受法案に反対」「札幌弁護士会 街頭でチラシ配布」
▽6月29日号 「社説」「盗聴法案」「世論が廃案への道開く」
▽8月11日号 「社説」「盗聴法」「市民の耳と目が頼りだ」


『中日新聞』 中日新聞社 日刊紙
'97年△6月26日号夕刊 「共産党幹部宅電話盗聴事件 警察庁の関与は否定」 「二審も国、県には賠償命令」
'98年△7月27日号 「社説」「金太郎アメ裁判官への疑問」
*系列の『東京新聞』と共通の社説。
△7月24日号夕刊 「寺西判事補を戒告処分に 初の「政治運動」理由」
△12月3日号 「裁判官の表現制約は合憲」、「判事の「表現の自由」に基準」 阿部博行、「寺西判事補分限裁判 最高裁決定の要旨」
'99年7月7日号 「保坂議員の通話盗聴?」
7月8日号夕刊 (S)「「組織犯罪法妨害か」 保坂議員「盗聴」 国家公安委員長」
8月1日号日曜版 (S)『世界と日本 大図解シリーズ N0.386』「賛否分かれる通信傍受」東京本社編集企画室 担当:丸山秀人
*副題は「学校の教材に役立つ大図解」。子供向けの特集でわかりやすく紹介されていますが、全体的に盗聴法賛成派寄りの内容です。なお、東京新聞と同じ記事です。
8月10日号 「組対法案を強行採決」
8月13日号 「傍受法・改正住基法が成立」、「「力と奇策」自自公誇示」、「社説」「「数合わせ」の付けは大きい」、「組織犯罪3法の要旨」、「傍受立ち会い 『企業の限度超す』」、
(S)「世界一厳格な法 監視社会なり得ぬ」、「盗聴は犯罪°K定 傍受は例外とせよ」
2000年8月3日号 「通信傍受対象者との通話 逆探知で記者ら身分確認 法務省方針」
8月15日号 「NTTドコモ立会人拒否 携帯電話傍受『負担重すぎ』」
12月29日号 「保坂議員ら告発 盗聴は不起訴に」
2001年3月27日号夕刊 「個人情報 同意なしの第三者提供禁止」「保護法案を閣議決定 報道は義務規定の適用外」
2002年3月31日号 「通信傍受法を初適用」「覚せい剤密売容疑 携帯電話から組員ら」、「傍受法 プライバシー配慮 慎重運用、初適用に1年半」
4月4日号夕刊 「直径50メートル 米極秘衛星? 静止衛星上 日本見下ろす」
※日本スペースガード協会は、アメリカの通信傍受用人工衛星と推定。
2003年3月3日号 「米必死」「工作員が暗躍」「安保理国を盗聴疑惑」
11月6日号 「覚せい剤捜査」「通信傍受法を適用」「中部で初 愛知県警、密売人追及」
2005年7月7日号夕刊 『特報』「「共謀罪」ひそかに国会審議」「いつか街中に盗聴器…」「「現代版・治安維持法」 危機感募らす法曹関係者」田原拓治
△10月9日号 『万機★公論』「私が正しい!」「「共謀罪」創設」(S)「国際組織犯罪 未然に防ぐ」平沢勝栄インタビュー 聞き手:清水俊介、「適用範囲 広くとらえすぎ」千葉景子インタビュー 聞き手:原田悟
△12月17日号夕刊 「米大統領が盗聴認める」「安全保障局 数千人対象 許可得ず秘密裏に」「米紙報道」小栗康之
△12月20日号 「米大統領」「盗聴、継続を表明」「あらためて正当性主張」松川貴
2006年1月1日号 『'06メディア考』「噴出した報道の問題点」「権力にひるまず伝えよ」「技術革新との融和を」「米国 大手の信頼揺らぐ」「ハーバード大 上級研究員 カルブ氏に聞く」マービン=カルブインタビュー 聞き手:松川貴、『揺らぐ道標 米ジャーナリズムの行方 1』「振り回される報道」「スピン」「政権の陰謀″I妙に」小栗康之
1月8日号 「「盗聴、法的根拠弱い」 米議会調査局 違法性踏み込む報告 米紙報道」
*7日付『ワシントン・ポスト』より。
1月9日号 「盗聴に令状 56%「必要」」「米世論調査」
1月31日号 『早わかりQ&A』「米大統領の盗聴許可 なぜ問題になるの」「テロ察知が名目 議会は強く反発」「令状なし捜査に違法性」
2月1日号夕刊 「殺人捜査で通信傍受」「昨年 三重県警、施行以降初めて」
5月17日夕刊 「米の通話記録収集」「通信3社に22兆円要求」「令状なしの 収集差し止めも」「18州の28人提訴」
5月18日号 「「共謀罪」の採決 19日を与党確認」「衆院法務委」
5月18日号夕刊 『特報』「与党が新設急ぐ「共謀罪」」「刑事も反対」「拡大解釈進む恐れ」「密告者あり得ない」「市民団体に矛先も」市川隆太
6月10日号夕刊 「プロバイダーは 警察傍受協力を」「米連邦高裁」
6月18日号 『社説』「週のはじめに考える」「「国家」が重くなる」
10月2日号 「「共謀罪日本になじまず」 政府、国連で反対論展開 民主、日弁連調査で判明」」
△12月30日号 「共謀罪 大幅修正を検討」「与党 殺人など対象限定」、『解説』「「共謀罪」 大幅修正」「一線守り、打開へ道」関口克己
2007年△2月20日号夕刊 『特報』「携帯「110番」位置通知システム導入」「「杞憂だ」警察反論」「「国民の追尾装置」」「結局は「信用できるか」」
△3月29日号夕刊 『特報』「共謀罪の自民党修正案」「「テロ等謀議罪」」「ラベル替え 侮れぬ効果」「「本質は修正されず」」「政治弾圧正当化の手段」「悪評を覆う隠れみの」田原拓治
7月13日号夕刊 「参院選」「選挙公約「年金」「政治とカネ」以外は…?」「与党 「共謀罪」言及せず 「不人気」を懸念」「野党 「提出、許さない」」
2008年△4月3日号 『核心』「「軍事聖域化」見え隠れ」「記者に情報 防衛相が厳罰」「恣意的捜査 米軍絡みかが分かれ目」半田滋
7月10日号夕刊 「「令状なし盗聴」合法化」「テロ対策で、米上院可決」立尾良二
△8月21日 『特報』「共謀罪 再浮上の気配」「臨時国会がラストチャンス?」「政府 サミットで新設公約」「「再可決」総選挙後は厳しく」「警察庁機関誌≠煬繪氓オ」「世論の動向がカギ」田原牧
*機関誌≠ニは、機関誌に準じる存在とされる『警察學論集』のこと。
△8月22日号夕刊 「刑事警察 変革求める」「科学捜査 捜査力向上を」「08年版白書」
*2008年[平成20年]版警察白書について。盗聴やプロファイリング(犯罪情報分析)などの活用が重要と指摘したという。
△12月2日号 『特報』「暴露本著者・ワイナー氏に聞く」「CIAの病巣根深い」「ケネディ大統領暗殺 キューバ報復説も」「情報収集怠り秘密工作」「イラク戦争 開戦有利な分析出す」ティム=ワイナーインタビュー 聞き手:鈴木伸幸
12月26日号夕刊 『紙つぶて』「右傾化10年」星野智幸
2009年6月5日号 「取り調べ可視化否定 森法相」
△6月24日号 「米サイバー軍創設へ」「国防長官 指示」
9月13日号 「ロシア」「電話盗聴が急増 治安機関、上半期6万件」
10月28日号夕刊 「盗聴捜査など 米愛国者法存続へ」「まるで監視社会 市民的自由侵す」スコット=ホートンインタビュー 聞き手:嶋田昭浩


『東京新聞』 中日新聞社 日刊紙
2004年▼8月23日号 『こちら特報部』「上司の悪口を言って逮捕!? 『共謀罪』気になる中身(下) 『超監視社会』の前夜?」「禁じ手捜査も合法化」「『盗聴法』の運用拡大」
▼11月6日号 「「テロ対策でも 通信傍受を」 警察庁長官」
2005年▼2月28日号 「揺らぐカード社会 スキミング事件の衝撃(中)」「進歩する偽造技術」「次々新手 広がる被害」「預金者の注意には限界」
2006年▼7月14日号夕刊 「「通信傍受」改正 米政権と合意 上院司法委員長」松川貴
▼9月27日号 『こちら特報部』「法制審議会を問う(下) 名前伏せて公開」「諮問された刑事法部会 1回目に終了日“決定”」「事務当局『共謀罪の創設を選択したい』と初めから“指名”」「『国内法まで適用』危ぐには『条約上の要求』と押し切る」「会合5回わずか13時間39分で要綱案可決」
2009年▼10月7日号 『こちら特報部』「「おとり捜査」「司法取引」導入 中井国家公安委員が発言(上)」「どさくさ紛れの“取引”」「全面可視化とセット、疑問」、「「おとり捜査」「司法取引」導入 中井国家公安委員が発言(下) 現場も「ずれている」」「(1)そもそも司法制度が違う日米」「(2)「冤罪の言い訳」に利用も」
*かつては独立した新聞でしたが、現在は中日新聞社が買収して発行しています(中日新聞東京本社)。そのため主な記事は共通ですが、地域面はもちろん、それ以外の記事も東京新聞単独の記事があります。


『伊勢新聞』 伊勢新聞社 日刊紙
1999年8月13日号 「通信傍受、住民台帳法案が成立」、「傍受拡大に歯止めかかるか 国民生活に萎縮の恐れ」
2000年8月15日号 「ドコモが立会人拒否」「「事業者負担重すぎる」「傍受法きょう施行」
2001年2月9日号 「通信傍受 昨年実施せず」「捜査機関は慎重姿勢」「法務省 来週にも国会報告」
2002年3月31日号 「通信傍受法を初適用」「警視庁・覚せい剤密売事件で」「組員ら数人逮捕 黒幕摘発へ捜査継続」
*三重県の地方紙。


『神戸新聞』 神戸新聞社 日刊紙
▽1999年8月11日号 「盗聴 国旗国歌 住民台帳 ガイドライン」「迫る監視社会 通信傍受法案」「高いリスク 薄い効果」「現場捜査員ら冷ややか」「市民生活に影響の恐れ」「効力あるとは考えられぬ」「守秘義務との兼ね合い不明」「県内の業者ら」


『内外タイムス』 内外タイムス社 日刊紙(休刊)
@1999年8月1日号「盗聴法・日の丸・君が代の旗振り役 公明が暴走」「コウモリ政党の正体見えた」「盗聴法優先の不当運営に野党議員が抗議声明」
@8月3日号「緊迫!!盗聴法など「3兄弟」法案 自民「5日」強行採決」
@8月4日号「盗聴法6日強行採択へ奥の手」「「報道機関は除外」の 超まやかしを暴く!」、「「新宗連」もこの輪に きょう緊急大集会 日比谷野外音楽堂」、「突然"鼻先に置かれた毒饅頭"」「良識あるなら食べるな」大谷昭宏、「盗聴法公述人 佐高信氏ら6人」、「保坂議員から経緯聴く 盗聴告訴事件で特捜部」
@8月5日号「ついに本音盗聴法」「FBIとやはり密接? "記録提出も"」「報道機関除外も"毛バリ"だった」、「佐高氏 自自公は公明の"ハイジャック"」、「緊迫 盗聴法 "アメリカ並み拡大"は必至」「ここまで進んでいる実態」
@8月6日号「緊迫」「盗聴法採決待った」「こちら参院法務委 "決戦の場"は来週に」、「公聴会で批判続出 小倉教授がネットで警鐘」「佐高氏自自公にかみつく」
@8月7日号 「盗聴法週明け採決か」「民主党やはり寝返った!」「きょう突然審議入り」「自民と談合=v
@8月8日号 「盗聴法9日強行採決方針に続き…」「靖国もパックン=v「真空¥ャ渕」「いよいよ最後の山場」「民主最後の恰好づけ 不信任案の構え」
@8月10日号「盗聴法・組対法を許すな!!」「電子メール"無差別閲覧"プライバシーの侵害だ!」小倉利丸
*4日の参議院法務委員会公聴会の発言より。
「緊迫」「盗聴法 ギリギリの攻防」「きょう採決狙う」「揺れる自由党 イッキに混沌」「絶対阻止!市民ら必死」
@8月12日号「盗聴法」「民主に厳しい批判」「パフォーマンス いい加減にしろ 文化人ら」、「ギリギリの攻防」「議員ら愚挙に 猛抗議の会見」「これが採決無効の証拠だ」
@8月13日号「盗聴法 下劣な自自公に 牛歩抗戦」「荒木委員長の懲戒要求 佐高氏らビデオで検証」「セクハラ発言で墓穴掘る」、「自自 手打ちか 定数削減で軟着陸シナリオ」
@8月14日号「盗聴法・背番号成立で反対声明大噴出 あきらめない」「新たな誓い」、「歴史に汚点 自自公脳死国会」「末期症状」「強行採決と牛歩戦術」、「スピード審議」、「公聴会は通過儀礼=v、「審議省略のウルトラC」
2000年@6月6日号 『本澤二郎の政界にもの申す』「第30回 国家主義を容認するのか」「21世紀、福祉経済大国へ世界が注目」本澤二郎、「警視庁の腐敗暴いて追い込め」「「盗聴法」廃止へ 「ライブ&トーク」盛り上げ」
@6月15日号 「盗聴法」「ヨイショ戦犯#ェ代郵政相に痛打」「栗本氏が挑戦状」「白川元自治相 ネットで自己批判=v「施行は再考の余地アリ」
@6月16日号 『世相の死角 第20回』「不正アクセス禁止法 初の逮捕者 産業スパイ時代到来か」山岡俊介
@6月20日号 「総選挙 ラストサンデー異変<Aリ」「落とそうゼ」「標的は盗聴法戦犯の3人」
*東京12区から出馬した栗本慎一郎候補(自由連合)と電脳突破党・宮崎学氏の選挙運動を取り上げた記事。標的の3人は、栗本氏の対立候補である八代英太氏の他、与謝野馨氏と臼井日出男氏(いずれも自民)。
@6月23日号 『わたしも言いたい』「選択 4年目の総選挙 <下>」「最後の抵抗してみんかい」宮崎学、「前職4人東京・激突6区≠ノ波乱を!!」「保坂候補 盗聴法廃止へ無勝手流¢I挙戦」
*保坂展人候補(社民)支援記事。
@6月25日号 「追い上げ!!」「「盗聴法」阻止へ!! 栗本、保坂両氏訴え」
@6月27日号 「盗聴法反対の声が 票に出た!!」「栗本氏ら健闘総括」、「派閥争い水面下で激化」「第2次森政権発足へ調整、自公の亀裂修復へ」、「与謝野馨候補」
2001年7月3日号 「宮崎学さん キツネ目に涙」「「電脳突破党」大会で仲間たちに語った出馬への熱き思い」「早稲田闘争ふりかえり 「闘う精神性こそが問題」」
7月14日号 「宮崎氏」「あのキツネ目の男≠ェ 腐敗追及 警視庁前で盗聴法反対」
*夕刊紙。実際の発行日の翌日付けなのに注意。地元では手に入りませんでした。記事は競馬、風俗、格闘技情報中心ですが、その一方で盗聴法を早くから熱心に取り上げました。
 2009年9月1日(2日号)より『リアルスポーツ』と改題。しかし11月30日付で内外タイムス社が東京地裁に自己破産を申請、休刊しました。


『しんぶん赤旗』 日本共産党中央委員会 日刊紙
'99年8月12日号 「盗聴法案廃案へ共同してあらゆる手だてを」、
「盗聴法案 「採決存在せず」は明白」、「国会ドキュメント」
8月13日号 「盗聴法成立 自自公が強行」、
「盗聴法成立 自自公の二重三重の暴挙」鈴木誠
2000年7月29日号 「盗聴法廃止法案を提出 参院 野党三党と無所属議員」
8月13日号 『主張』「警察が乱用しない保証どこに」
8月15日号 「盗聴法きょう施行」「あなたのEメールがのぞかれる…」
8月16日号 「盗聴法施行」「乱用させず廃止めざす」「市民団体、国会議員らが集会」
2002年3月31日号 「通信傍受法を 初適用し逮捕 覚せい剤所持容疑」
※本文では「盗聴法(通信傍受法)」と表記。
2005年7月17日号 『主張』「●共謀罪」「相談・合意だけで処罰の危険」
7月18日号 「審議入りした「共謀罪」」「相談し合意だけで処罰 犯罪目的以外の団体も対象に」橋本伸
2008年7月11日号 「米上院 盗聴法さらに改悪」「通信会社の免責認める」鎌塚由美


『社会新報』 社会民主党全国連合機関紙宣伝局 週刊紙
1999年@5月12日号 「これが監視社会の恐怖 ■米映画上映館前で盗聴法反対訴え」、「盗聴対象歯止めなく拡大 ■通信傍受法案で参考人質疑 司法のチェック機能不十分」
@5月26日号 「警察の違法盗聴 機材調達を追及 組対法強行へ国会緊張」、「盗聴法案など慎重審議で社民・民主の両党が一致」、「自自公案でも盗聴 対象特定できない ■組対法で弁護士集会」
@6月2日号 「ストップ盗聴法 プライバシーが丸裸に 「監視社会」はゴメンだ」
@6月9日号 「プライバシーが危ない 盗聴法廃案めざし参院で徹底追及へ」「自自公の暴走に批判高まる、 乱用歯止め¢Sくの欺まん。」、「NTT施設以外での盗聴 法案には防ぐ規定がない ■TV番組で保坂展人議員が指摘」
@6月16日号 「盗聴法反対のうねり大きく」「反省ない警察、信頼できぬ 世論バックに廃案へ追い込む」、「盗聴の合法化を許さない 一時間余で三百人が署名 ■土井党首先頭に訴え」、「傍受立会人は社員以外で ■NTT労組委員長が党に要請」、「今週のキーワード 国際組織犯罪防止条約」
@6月23日号 「盗聴法 新たな不安次々」「狙われる「インターネット」 丸ごと大量情報引き出せる 超党派集会」、「「国家を信用しないのか」 矛盾突かれ居直る自自公 テレビ討論」、「取材源や内容探知の恐れ 言論と放送の自由脅かす NHK労組」、「24日に「許すな盗聴法!大集会」」
@6月30日号 「盗聴法反対は国民の声 土井党首、世論の総結集訴える」
@7月14日号 「過去の事件の決着が先だ NTT外からの盗聴も可能 ■盗聴法で福島瑞穂参院議員が追及」
@7月28日号 「盗聴対象の特定不明確 ■牧野二郎弁護士」、『社民党がわかる 政策Q&A』「盗聴法はノー」
@8月4日号 「盗聴法案など緊迫 ■市民集会で党が訴え」、「盗聴法案 疑問噴出 参院・参考人質疑」「令状主義から捜査が逸脱 深まる通信事業者の困惑」、「盗聴法白紙に戻せ 新宗連が見解発表」、「盗聴法で営業支障 通信事業者が憂慮」
@8月11日号 「人権侵害 歯止めなし、 有事法制整備の一環。」「盗聴法いらない」、「盗聴法などの廃案求めて 参院議長に反対署名提出 ■土井党首らが17万人分を」、『三大悪法に抗して奮闘』「盗聴法」「携帯電話盗聴困難なら、組織犯罪に役立たぬ。 白紙撤回を」福島瑞穂、「誤り認めぬ警察の盗聴は危険」佐高信、「歯止めないインターネット盗聴」小倉利丸
@8月20日号 「盗聴法を 許さない」「反対意見封殺する自自公 採決なき強行採決を糾弾」「数で押し切る運営に徹底抗戦 野党が次つぎ決議案など提出」「自民議員のセクハラ発言 三野党の女性議員が抗議」、「徹夜国会闘い抜く ドキュメント」、「第145国会で何が起きたか 2」「盗聴法 三野党結束で運動広がる」


《雑誌》

『COMIKET PRESS』 年二回刊誌(書店扱い無し)
10号(1999年夏号) 「児童ポルノ法案・盗聴法案などについて」米沢嘉博
*コミックマーケット広報誌。入手は会場かコミケット直営店にて。ただし筆者が参照したのは総集編2より。


『大阪経済法科大学法学研究所紀要』 大阪経済法科大学法学研究所 年2回刊誌
2000年3月号(通巻30号) 「論説 盗聴法の刑法理論」本田稔
*「『敵』と『闘争する』」盗聴法推進の価値観への反論など。


『噂の眞相』 噂の真相 月刊誌(休刊)
'97年10月号 「法務省=警察が虎視眈々と狙う「盗聴法案」の余りにも危険な代償=v本誌特別取材班
'98年9月号 「自民党が政治的牽制を始めた検察による捜査情報リークの実態」長谷川功生
'99年7月号 「Photo Scandal」「稀代の悪法「盗聴法案」を通した自自公の犯罪度数 警察の旧態然体質に盗聴では恐怖の警察国家到来」、「週刊誌記者匿名座談会」
8月号 「うわさの真相」「法務省幹部宅へのボーガンや火炎瓶の裏事情」「稀代の悪法「盗聴法」に執念を見せる法務省幹部の言論機関介入○秘大作戦」本誌特別取材班、「タレント文化人筆刀両断! 第118回 池田大作」佐高信(さたか まこと)(以下同)、「自自公ファシズム路線で暴走する公明党=創価学会総体革命≠フ真意」大江英雄、「週刊誌記者匿名座談会」
9月号 「Photo Scandal」「自民党を除名覚悟で盗聴法に反対した栗本慎一郎 しかし政治的立場をコロコロ変える変節ぶりは問題」、「うわさの真相」「盗聴法に執念を見せる法務省のTBS介入劇」、「何が何でも盗聴法案成立を狙う中で警察OBによる盗聴利権会社が発覚!」本誌特別取材班、「東京ペログリ日記」田中康夫、「週刊誌記者匿名座談会」
10月号 「うわさの真相」「稀代の悪法が成立した翌日に法務省が祝勝会」
11月号 「タレント文化人筆刀両断! 第121回 猪瀬直樹」、「盗聴法案審議の真っ只中に発生したテレビ朝日と保坂議員の盗聴事件はいまどうなっているのか!?」永田正義
2001年7月号 「問題の「個人情報保護法」に先行した希代の悪法「盗聴法」施行の内情」安田浩一


『宝石』 光文社 月刊誌(休刊)
'99年7月号 「黒田ジャーナル マスコミカルテ」黒田清・大谷昭宏・矢野宏・栗原佳子・山田厚俊(以下同)、「連載7 中村敦夫の行動日誌」中村敦夫 インタビュー構成:高橋健二
8月号 「黒田ジャーナル マスコミカルテ」「連載8 中村敦夫の行動日誌」中村敦夫


『創』 創出版 月刊誌
'98年8月号 「警察権力の強化もたらす盗聴法案を廃案に!」佐高信・宮崎学・五十嵐二葉・海渡雄一 緊急座談会


『世界』 岩波書店 月刊誌
'97年10月号 「世界の潮」「いま、なぜ「盗聴立法」なのか」白取祐司
'99年8月号 「世界の潮」「民主社会を脅かす盗聴法案の実態」白取祐司
9月号 「《対談》 自自公政局を斬る」田中眞紀子・佐高信対談
'99年11月号増刊 『ストップ!自自公暴走』 税抜き952円
2000年7月号 『特集 ネット社会 何が起きているのか』「ネット社会の情報管理とは」名和小太郎・小倉利丸・牧野二郎(司会)座談会、「インターネット新時代宣言」牧野二郎、「盗聴法施行へ準備着々」斎藤三雄
10月号 「通信諜報包囲網・エシェロンの実態」ダンカン・キャンベル(Duncan Campbell)、寺中誠訳
2002年7月号 「脳力のレッスン 連載3」「IT革命の影としての「エシェロン」」寺島実郎


『現代』 講談社 月刊誌
2001年5月号(35巻5号) 「警察庁がひた隠す○秘指南書を暴露する」津田哲也
*警察庁が情報工作員(スパイ)向けに配布した『けん銃事犯捜査ハンドブック』(1997[平成9]年4月発行、非売品)の内容を告発。拳銃犯摘発のために、電話盗聴やおとり捜査、スパイの養成などの手法を解説したものという。盗聴法成立以前から警察で盗聴が常態だった事が窺える資料です。


(S)『中央公論』 中央公論新社 月刊誌
'99年4月号 「さまよえる日本語 マスコミ地獄めぐり(2)」イアン=アーシー
*盗聴法を取り上げた記事ではありませんが、「アメリカのマスコミは政府発表の用語でも、おかしいと思ったら使わない」という話が出て来るので挙げました。
 なお誌名自体に(S)が付いているのは、全体的に見て盗聴法賛成派と思われるからです(第17回参照)。讀賣の子会社になっちゃったしねぇ(ためいき)。


『マスコミ市民』 マスコミ情報センター 月刊誌
'99年8月号 「◆盗聴法(組織的犯罪対策三法案)をめぐる情勢とマスコミの対応について」山下幸夫


『噂』 政界出版社 月刊誌(休刊)
2000年10月号 「盗聴法施行で困惑するのは現場の警察官たちだ!!」黒木昭雄
*『月刊政界』別冊。『噂の眞相』に類似品と訴えられましたが、結局休刊しました。


『選択』 選択出版 月刊誌
1999年7月号 『日本のサンクチュアリ●シリーズ298』
「「盗聴法」の恐怖 ――暗い時代がやってくる――」
9月号 「連立新時代を仕切る「国対三人男」 ――いずれ劣らぬ筋金入りの「裏ワザ師」――」、
『社会・文化●情報カプセル』「「盗聴」逃れの新兵器がネット上で続々登場」
*電話の「秘話装置」など。
*定期購読専用誌。良質の記事に定評がありましたが、ユスリ事件を起こし…。


『群像』 講談社 月刊誌
1999年8月号(54巻8号) 「随筆 何のための電子メール傍受か?」加藤弘一
*文芸誌。


『朝日総研リポート』 朝日新聞社 月刊誌
1999年2月号(通巻136号) 「盗聴法・不正アクセス法の行方と問題点 ――急務は情報保護法と暗号政策論議」松浦康彦
*基本的に定期購読専用。書店流通は一部のみです。


『MAC POWER』 アスキー 月刊誌
'99年10月号 「特別リポート 通信傍受法の行方 (3)」宮崎学インタビュー 聞き手:龍川優、「デジタル化社会と日本の位置」東浩紀インタビュー 企画・構成:河村康文
*私の手持ち機種はPC9821シリーズ(当時)だからWindowsの方。まさに盗聴法記事のために買った雑誌です。


『ラジオライフ』 三才ブックス 月刊誌
'99年8月号 「アキバ狂詩曲」粉川哲夫、「盗聴法案はこうして可決された」本誌取材班
10月号 「悪法から身を守る 盗聴防衛マニュアル 第3弾」澤木哲哉、「最新機器カタログ 有線電話用秘話装置で盗聴防止」
*これも、盗聴法が無ければ立ち読みで済ませていました。難しいから(^^;。
2004年7月号 『第1特集 仕掛けられたらサヨウナラ 僕たちの盗聴白書』
「「武富士盗聴」の真相を被害者本人が語る!」山岡俊介、「最新版企業盗聴事件ファイル」、「知られざるハイテク盗聴を 緊急リポート」、「発見のプロが指摘する 盗聴器の仕掛けられ方」、「まさか!?と思った時の 盗聴器探しの基礎講座」、「余計な心配すべて解消 盗聴よろずクリニック」、「松本引越センターの新サービス 盗聴撮HUNTERsの実力は…!?」、「ニッポンは盗聴天国か? プロと行く「盗聴23区」」、「最新発信器カタログ 2004年度版」


『I/O』 工学社 月刊誌
2000年6月号 「アングラ探検隊」「違法と知っても止められないWarezの世界 〜第2回〜」
*「画像ファイルに他のファイルを埋め込むソフト」の話が載っています。なお、WarezとはインターネットやCDなどで違法配布されている商用ソフトウェアやデータ等を指します。(『通信用語の基礎知識』http://www.wdic.org/参照)


『実話ドキュメント』 竹書房 月刊誌
1999年10月号 『巻頭総力特集 山口組の暑い夏』
「組織犯罪対策三法成立!強まる包囲網!」、「盗聴法成立で重要連絡は暗号化へ加速」
*ヤクザ・暴力団の専門誌。日本最大の暴力団である山口組の盗聴法対策など。暗号ばかりでなく、「最も原始的な連絡方法、つまりは人を使ったやり方や新聞広告、三行広告」などで対応するという。


『世論時報』 世論時報社 月刊誌 1999年9月号 「小渕高支持率内閣を笑う」本澤二郎


『月刊フォーラム』 フォーラム90s 月刊誌(廃刊)
1997年9月号 『特集 「盗聴法」とガイドライン安保 ――危機管理国家の現在』
「破防法から組織犯罪対策法へ ――「有事体制」下の治安弾圧シフトの新展開」小田原紀雄、「組織犯罪対策法(要綱骨子案)の何が問題か」山下幸夫、「組対法と労働運動」石橋新一、「警察と軍隊がよりデカイ顔をしつつある時代にどう抗するのか」小倉利丸・越田清和・天野恵一座談会 司会:天野恵一


『総合ジャーナリズム研究』 東京社 月刊誌
1999年10月号 「●「法」とジャーナリズム 資料・法案成立の流れと報道―通信傍受法/国旗国歌法―」
*盗聴法成立前後の年表。賛否両論の発言から記事まで、出典付きで網羅しています。


『VERDAD(月刊ベルダ)』 ベストブック 月刊誌
*会員制。
2000年4月号(通巻60号) 『VERDAD REPORT』「「国家の安全」を理由に、通信傍受やインターネット規制」「グローバル化の裏側で動き出した「情報支配」」


『平和と民主々義』 フォーラム平和・人権・環境 月刊誌
1999年5月号(通巻613号) 『News Paper』「守られる?プライバシー 「盗聴法案」本格審議始まる」
2000年6月号(通巻626号) 「わたしたちはあきらめない」「盗聴法の8月施行阻止に向けて!」大束愛子


『インパクション』 インパクト出版会
1997年9月号(通巻104号) 『特集 盗聴――しのびよるテクノ・ファシズム――』
「しのびよるテクノ・ファシズムの影 組織的犯罪対策法による通信傍受をめぐって」佐藤直樹
*阿部謹也氏の「世間」論を元に、「社会」ではなく「世間」で構成されている日本において、盗聴法案は社会の「息苦しさ」「閉塞感」を強める結果をもたらすと主張。
1999年6月号(通巻114号) 「監視警察化を決定的にする盗聴法」小倉利丸


2000年5月号(通巻119号) 「腐敗した警察に盗聴する権利などない!」「盗聴法廃止を求める」吉村英二

『みんなの図書館』 教育史料出版会 月刊誌
1999年11月号(通巻271号) 『特集 図書館の基盤を揺がす国の動き』
「特集にあたって」塩野幸枝、「民主主義の危機は図書館の危機」西尾肇、「インターネットと盗聴法」入江輝之、「盗聴法時代の到来」保坂展人
*図書館の配本や貸し出し記録などは、格好の盗聴対象にされるという指摘など。


『国労文化』 国鉄労働組合教宣部 月刊誌
1999年10月号(通巻462号) 『巻頭論文』「正当性の基準は国民の中にある」土肥正卓
*盗聴法自体への言及は少なく、ガイドライン法などの批判が中心。


『学習の友』 労働者教育協会 月刊誌
1999年9月号(通巻553号) 『職場・くらしのワンポイント学習』
「あなたの携帯電話もターゲットに!? ――盗聴法と労働者・労働組合の権利」岩崎俊


『前衛』 日本共産党中央委員会 月刊誌
1998年5月号(通巻699号) 『メディア時評』「新聞」「斥候であることを忘れた盗聴法案への鈍さ」鈴木圭一
1999年9月号(通巻717号) 『メディア時評』「新聞」「盗聴法に異議さしはさまない新聞界のありよう」鈴木圭一


『月刊社会民主』 社会民主党全国連合機関紙宣伝局 月刊誌
1997年11月号 『特集 盗聴合法化を許すな!!』
「Q&A盗聴法案ここが問題だ。」海渡雄一、「潰せ!!「盗聴法」、その闘い方」千代丸健二、「インターネットから見た盗聴法の問題点」小倉利丸


『法律時報』 日本評論社 月刊誌
'99年11月号 !『特集 盗聴法と市民的自由』
「今市民的自由を語る意味――通信傍受(盗聴)法を考える」奥平康弘、「現代治安政策と盗聴法――盗聴立法過程の特異性とその背景・上」小田中聰樹(おだなか としき)、「通信の秘密・プライバシーと盗聴法」右崎正博(うさき まさひろ)、「盗聴立法とメディア――ジャーナリズムの視点から見た通信傍受法」田島泰彦、「盗聴の司法的統制」市川正人、「盗聴法と令状主義」川崎英明、「組織的犯罪対策法の背後にあるもの」村井敏邦、「警察権限の拡大と市民的統制」渡名喜庸安(となき ようあん)、「盗聴法をめぐる法制審議会刑事法部会での審議」岩村智文、「「盗聴法」立法過程の検証」佐々木光明、「■資料/犯罪捜査のための通信傍受に関する法律」「一九九九年の法状況と市民法<続・市民法の目・8>」清水誠
*盗聴法の成り立ちから問題点まで詳しく記述。法学専門誌だけあって読みにくいですが、より深く知りたい方に。
12月号 『特集―――学会回顧』「情報・メディア法」田島泰彦、「現代治安政策と盗聴法・下」小田中聰樹
2003年11月号(937号) 『特集=「監視社会」と市民的自由――法学からの批判的アプローチ』
「――【座談会】―― 「監視社会」に向かう日本と法――その動向・背景・特質・課題を探る」遠藤比呂通・白藤博行・浜井浩一・(司会)田島泰彦、「総論 「監視社会」と市民的自由」田島泰彦、「各論(1) 「監視社会」と「警察行政法」理論の展開」白藤博行、「各論(2) 「青少年保護」と表現規制」韓永學・千命載、「各論(3) 市民監視と刑事立法」門田成人、「国際動向(1) 九・一一以後の監視 ――技術対「テロリズム」(仮訳)」デイヴィッド=ライアン(訳者:田島泰彦・横内一美)、「国際動向(2) 監視社会化の国際動向 ――監視社会におけるプライバシー侵害の特徴を踏まえて」新保史生


『法学セミナー』 日本評論社 月刊誌
'97年2月号 「「組織犯罪対策」に反対する刑法学者の声明」浅田和茂・小田中聰樹・川崎英明・高田昭正・村井敏邦
3月号 『特別企画 組織犯罪対策法 なにが問題か』
「組織的犯罪対策法の実体法規定の問題点」石塚信一、「憲法は盗聴を許容するか」鳥居喜代和、「盗聴立法は憲法要件を具備しうるか」村井敏邦、「アメリカは盗聴を拡大したか」斎藤豊治
'98年2月号 「裁判官の市民的自由――新聞投書による注意処分」寺西和史、「サイバースペースのための法律学入門 第9回 ネットワーク盗聴と暗号問題」指宿信
'99年6月号 「盗聴捜査を認めたら最後、政府―捜査機関は暴走する」バリー=スタインハートインタビュー 聞き手:境分万純(さこう ますみ)
'99年11月号 『特別企画/盗聴法がねらう『敵』』
「盗聴法を解剖する」三島聡、「これが国際通信盗聴網『エシュロン』だ!――EU報告書を読む」指宿信、「インターネットの世界はどうなるか」山川健
2000年2月号 『特集 2000年 法的鳥瞰図 日本はどこへ向かうのか』
「V●どうなる?この国のかたち」「盗聴法と改正住民基本台帳法」白藤博行
2001年9月号 『論争・刑事訴訟法 新連載』
「捜査の概念」コーディネーター:村井敏邦 プレゼンテーション:(S)田口守一 「捜査の概念―論点の整理」白取祐司
*捜査における盗聴の正当性について論点になっています。田口氏が合憲論の立場で解説し、白取氏が反対の立場から論点を整理しています。
10月号 『論争・刑事訴訟法 第2回』
「対談 捜査の概念」司会:村井敏邦 対談者:(S)田口守一・白取祐司
*前号で出された論点をもとに、対談者が論争するという形式。
2004年2月号(590号) 『刑事立法考察』「「共謀罪」及び国際組織犯罪対策のための刑事立法の動向」松宮孝明
*捜査機関が多面的に外国語に対応していないと、国際犯罪に盗聴は無意味。日本人と日本語を使う外国人だけが馬鹿を見る。
3月号(591号) 「犯罪の国際化及び組織化並びに情報処理の高度化に対処するための刑法等の一部を改正する法律案」に反対する刑法学者の声明」浅田和茂・足立昌勝・生田勝義・小田中聰樹・川崎英明・葛野尋之・吉川経夫・斉藤豊治・新倉修・村井敏邦
*共謀罪反対声明のこと。
2005年5月号(605号) 「最新判例演習室」「[刑事訴訟法]」「通信傍受法3条1項における補充性要件の内容」徳永光
*2004年7月16日の東京高裁判決が確定した、盗聴法初適用事件(麻薬特例法及び覚せい剤取締法違反事件)の判決。盗聴法三条一項には「他の方法によっては、犯人を特定し、又は犯行の状況若しくは内容を明らかにすることが著しく困難であるとき」に限り盗聴を認めるとあり、盗聴の他に捜査方法があることを補充性があるといいます。被告人側は本件の盗聴法による捜査は補充性があったので違法捜査と主張しましたが、東京高裁は捜査は適法と判断し、被告人の主張を退けました。
2006年7月号(619号) 『学会事情 ロー・フォーラム』「共謀罪をめぐる刑法学会の状況」足立昌勝


『自由と正義』 日本弁護士連合会 月刊誌
1998年8月号(49巻8号) 「通信傍受法案の問題点」高田昭正
2000年2月号(51巻2号) 『弁護士のための新法令紹介 211』
(S)「犯罪捜査のための通信傍受に関する法律(平成一一年法律第一三七号)」、(S)「刑事訴訟法の一部を改正する法律(平成一一年法律第一三八号)」熊谷浩一
*衆議院法制局の熊谷氏による、一般論としての解説。


『季刊 刑事弁護』 現代人文社 季刊
1998年秋号(通巻15号) 「盗聴法案と令状実務――裁判官の市民的自由との関連について」村井敏邦、
『『季刊・刑事弁護』ニュース』「寺西判事補懲戒申立に抗議し 裁判官の市民的自由を擁護する 東北在住法学者の声明」東北在住法学者有志一同、「資料 犯罪捜査のための通信傍受に関する法律案(盗聴法)」
*声明の賛同者は、砂山克彦氏他34名。
2000年秋号(通巻23号) 「盗聴法に係る最高裁規則の制定に思う」岩村智文、「犯罪捜査のための通信傍受に関する規則」


『法と民主主義』 日本民主法律家協会 月刊誌
1998年10月号(332号) 「「通信傍受」法制のめざすもの」上条貞夫
*西ドイツ(当時)の盗聴法成立過程を例に取り、冷戦下にアメリカを中心とする西側諸国で諜報活動に盗聴を用いていたことから合法化を迫られたと指摘。盗聴法に軍事的要請の側面があることを指摘している。
「憲法に忠実な裁判官に裁判を受けたい」澤藤統一郎


『法とコンピュータ』 法とコンピュータ学会 月刊誌
2005年7月号(通巻23号) 『研究報告』「公共の安全とインターネット上の人権」松井茂記
*従来、法の上では「通信」と「表現」は区別されて来ました。しかし、インターネットの普及で、両者が互いに重なる領域が生まれています。この前提のもと、通信の秘密やプライバシー保護は民主主義に不可欠と主張し、遠回しにですが盗聴法やサイバー犯罪条約などを批判しています。


『技術と人間』 技術と人間 月刊誌(休刊)
1998年5月号(27巻4号) 「盗聴法で進む警察監視社会(上)」田中伸尚
6月号(27巻5号) 「盗聴法で進む警察監視社会(下)」田中伸尚


『週刊金曜日』 金曜日 週刊誌
'96年×11月8日号 『破防法適用の次は「盗聴捜査」の合法化』
「憲法違反の疑い濃い刑事法制の見直し案」村井敏邦、「「盗聴」のプロを直撃!!」聞き手:末廣芳美
'97年×5月30日号 『衣の袖から鎧が見える!「組織犯罪対策法」という名の悪法』
「法務省「修正案」でさらに強化された弾圧性」足立昌勝、「インターネット盗聴で抑圧される自由なコミュニケーション」小倉利丸、「ヤクザをマフィア化させる「組織犯罪対策法」」遠藤誠、「【何としても制定させてはならない】」小田原紀雄、「【政治運動を「非合法」へと追い込むことになる】」鈴木邦男
'98年6月5日号 『裁判官の市民的不自由 寺西判事補への懲戒申立て≠ェ投げかけた問題』
「独占手記 不当な裁判官統制の実態」寺西和史、「個人の権利が保障される欧州の裁判官」塚原英治
7月10日号 『寺西判事補独占手記 第2弾』『裁判官の発言と市民の利益』
「私が語ることは人としての義務なのです」寺西和史、「市民は裁判官の発言を求めている」阪口徳雄
9月4日号 『寺西裁判官問題 第三弾』
「国民を騙すに等しい戒告決定」寺西和史、「仙台高裁決定の五つの問題点」海渡雄一
9月25日号 『寺西裁判官問題 第四弾』
「密室処分を強行しようとする最高裁」寺西和史
'99年1月22日号 『警察のカンニングが合法化される盗聴法』
「警察にバタフライナイフを与えるな」佐高信、「ノゾキ趣味国家に反対します 抄録「盗聴法・組織的犯罪対策法に反対する市民と国会議員の集い」」、「監視されるインターネット」今井恭平、「弁護士出身判事にも見られる 公正らしさ論と権力への讃歌」寺西和史
6月11日号 「今週のこの一言」K、「緊急発言 盗聴法は、いりません」落合恵子・佐高信・筑紫哲也・本多勝一、「鵺のような全体主義培養する自自公路線の危険を直視せよ」深津真澄、
『「自自公」やりたい放題の「翼賛国会」』
「ますます強まる自民党主導」中村恵三、「公明党が与党になったとき日本の政治は闇に包まれる」山口朝雄、「民共社連携に立ちはだかる壁と総選挙後の政界再編」国正武重、「人権とメディア」「「盗聴法」容認はメディアの自殺行為だ」山口正紀
7月2日号 「盗聴法案にも統一見解示せぬ新聞協会は解散した方がいい」深津真澄
7月23日号 「今週の盗聴法」F、「自我作古 第193回」筑紫哲也(以下同)
*筑紫氏、「NEWS23」の発言をまた………。
7月30日号 「今週の盗聴法」P、「「自自公路線」に揺れる創価学会員の戸惑い」横田一
8月20日号 「金曜アンテナ」「民主党は悪法国会の助っ人役だったのか」平井康嗣、「今週の盗聴法」P、「風速計」佐高信、「自我作古 第194回」
8月27日号 「風速計」本多勝一
2000年2月4日号 「市民運動に魔の手をのばす公安調査庁」野田敬生(ひろなり)
5月19日号 「金曜アンテナ」「警察がもくろむ電子盗聴計画を許すな」吉村英二
6月9日号 『最高裁を問う』
「裁判官は権力に批判的でなければならない」「対談 最高裁に目をつけられた男たち」神坂直樹・寺西和史対談 司会:平井康嗣、「もう一つの総選挙」「国民審査を受ける裁判官の通信簿」塚原英治
7月14日号 「地球丸ごとスパイ<lットワーク エシェロン計画と日本の盗聴法への疑問点」小倉利丸
2002年3月15日号 『ブッシュはそんなにえらいのか』
「テロリストをつくり出す「愛国者法」の正体」木下ちがや
2005年7月15日号 「現代の治安維持法・共謀罪 廃案にしなければ暗黒時代に逆戻り」山下幸夫インタビュー 聞き手:成澤宗男
*以上、『買ってはいけない』の発売元でした。



『週刊宝石』 光文社 週刊誌(休刊)
'99年6月3日号 「「盗聴法」はこんなに危ない!」
6月17日号(通巻850号) 「「盗聴法」強行採決!」「自自公大暴走のなぜだ!」、「週刊宝石誌上「公聴会」焦点の人・丸竹洋三氏の証言」
7月22日号(通巻855号) 『永井美奈子の連載対談 美奈子倶楽部「本音を聞かせて!」』「第27回ゲスト 栗本慎一郎(衆議院議員)」永井美奈子・栗本慎一郎対談
8月19・26日合併号 !「坂本弁護士の義父が怒りの告白! 「盗聴法があれば坂本一家は殺されなかったのか」」大山友之インタビュー 聞き手:斎藤貴男、「中村敦夫の月刊レポート 政治家のいない国 第1回」中村敦夫
2000年2月17日号 『ニュースの裏側3連弾 不思議な関係』
「「盗聴法」DVD−RAM」
*DVD−RAMによるデジタル盗聴。コピーも改竄も思いのまま。危険です。
5月4日号 !「日本の50人が選んだ「落選させたい国会議員」50人」
*八代英太氏5位入賞。ちなみに上位十位の他の人は
1竹下登(既に引退決定) 2野中広務 3亀井静香 4中曾根康弘 6森喜朗 7小沢一郎 8宮澤喜一 9神崎武法 10野田毅の各氏。ほか、盗聴法賛成派関連では、与謝野馨氏(17位)など。ちなみに盗聴法反対派では11位の土井たか子氏がトップ。なお八代氏は下の記事で反論。
6月8日号 「八代英太郵政大臣「落選させたい国会議員」に大反論!」八代英太インタビュー
9月7日号(通巻908号) 「あなたの携帯も狙われる」「「盗聴法」はやっぱり危ない!」



『FLASH』 光文社 週刊誌

'99年5月25日号 !「私はこの[盗聴器]を全国の警察に納入した!」寺澤有

*元補聴器メーカー社員の丸竹洋三氏を取材。「The incidents」

ホームページでも読めますが、有料です。(BitCash300円分必須)

7月27日号 !「国会$ュ治記者クラブの電話が[盗聴]された!」



『週刊プレイボーイ』 集英社 週刊誌

'98年5月5日号 「警察がインターネットを制圧する日」寺澤有

'99年6月29日号 「本当は怖い!?小渕恵三」、

「オレたちが〈盗聴法〉に反対する理由」取材・文:寺澤有・本誌取材班 

宮台真司・宮崎哲弥・栗本慎一郎・中坊公平・山田まりや・バクシーシ山下・

広井王子・橋爪大三郎・優香・みうらじゅん・青木雄二、

「大川興業総裁突撃体験報告 政治の現場すっとこどっこい」大川豊

2000年9月5日号 『ニュース・チョップ』

「ついに施行の通信傍受法はやはり問題だらけだ!」、

「独走スクープ!第3弾」

「「個人情報漏洩事件」で明らかになった警視庁の犯罪体質を撃つ!」

寺澤有・本誌特別取材班

2004年4月20日号 『短期集中シリーズ こんな「ゴーマン警察大国」に誰がした!? 第3弾』

「「共謀罪」導入で、ある日突然キミも犯罪者にされる!」小谷洋之



『週刊現代』 講談社 週刊誌

'99年7月3日号 「国民を地獄に落とす「小渕ファッショ政権」恐怖の野望を暴く!」
、
『日本の最高実力者野中広務の正体 最終回』

「2人の実弟が明かした実像「兄・広務は孤独です」」松田賢弥・本誌取材班



『FRIDAY』 講談社 週刊誌

2000年12月1日号 「鳥越俊太郎キャスターの人気番組 テレビ朝日は「警察庁のスタッフ尾行」ビデオをなぜ封印したのか」 

寺澤有

*盗聴法などを取材したスタッフの山路徹氏が、警察に尾行されたという。記事によると、

テレビ朝日の警視庁記者クラブの芳沢重雄キャップと警視庁広報課の山下史雄課長、

坂東自朗警視庁総務部長(肩書きはいずれも放映当時)らとの手打ちがあったという。



『週刊朝日』 朝日新聞社 週刊誌

2000年3月31日号 「激論座談会 警察に自浄能力あるのか」佐藤道夫・黒木昭雄・

寺澤有・落合博実

6月2日号 「あなたのEメール 米国政府諜報組織に筒抜けだ!?」



『AERA』 朝日新聞社 週刊誌

1999年6月28日号 「Eメール流出これで 大丈夫 盗聴法より身近なプライバシー侵害」

伊藤隆太郎

7月5日号 「通信傍受法の盲点 NTT労組の反乱は実るか」大島辰男

9月13日号 「インターネットの落とし穴 盗聴法で困惑のプロバイダー」新井孝幸

*ベッコアメ・インターネット社の尾崎憲一氏らを取材。

9月20日号 「神奈川県警ウソを重ねる懲りない体質」

「嘘つきは警察の始まり」じゃ困る」坂本哲史



『サンデー毎日』 毎日新聞社 週刊誌

2005年6月26日号 「『共謀罪が成立していたら 私も逮捕されていた』

超監視社会の到来 話し合うだけで御用!? 『武富士事件』追及ジャーナリストが警鐘」

*山岡俊介氏の訴え。

2006年5月21日号 !「平成の治安維持法=@共謀罪が招く「窒息社会」」日下部聡

*共謀罪(組織犯罪処罰法案)審議での杉浦正健法務相答弁(2006[平成18]年4月25日、衆議院法務委員会)と、

治安維持法案審議での若槻禮次郎内務相答弁(1925[大正14]年2月19日、衆議院本会議)の

主張がそっくりであることを指摘。一般人には共謀罪は成立しない? 治安維持法は

思想の上に於いて牴触するものではない?? …嘘だ!

http://www.mainichi.co.jp/syuppan/sunday/tokusyuu/news/20060510-211033.htmlに全文掲載。



『週刊文春』 文藝春秋 週刊誌

'99年6月24日号 『自自公「野合」を許すな!!』

「野中官房長官よ、神崎公明党代表の「盗聴疑惑」を忘れたか!」乙骨正生、

*同じ会社の雑誌でも、『文藝春秋』や『諸君!』は賛成派。盗聴法の影響は

週刊誌の方が大きいためでしょう。

 (S)「ニュースの考古学 390」猪瀬直樹、「とうでん川柳倶楽部 495」選者:

時実新子

*ここに採用された佐藤次郎氏の川柳に曰く。

 盗聴法 出来て ハガキが売れ始め

7月15日号 (S)「ニュースの考古学 390」猪瀬直樹

*「通信傍受の対象からジャーナリストを外せば賛成」本当にそれで良いの?

8月26日号 「自自公連立″痩の三文役者 小沢一郎と菅直人よ「腹を切れ」」

*8月10日に提出してあっさり否決された内閣不信任案。しかし提出を、国会会期末

ぎりぎり(8月13日)まで延ばしていれば、あるいは…。という記事です。

2000年7月13日号 !「数字を読む」「電子署名法の本質は電子盗聴法だ 

全国民への盗聴と電子的管理を許すな」水澤潤

2001年8月30日号 『ワイド特集 看板に偽りあり』

「Eメールが無断で警察に全部読まれてしまう!?」

*仮メールボックスについての記事。



『週刊女性』 主婦と生活社 週刊誌

1999年6月22日号 「許せん!「盗聴法」 あなたのプライバシーがバレバレに!」



(S)『週刊ポスト』 小学館 週刊誌

'99年9月10日号 「〈週刊誌初の特別対談〉石原慎太郎VSビートたけし

「日本人のプライドって何だ?」」


《テレビ番組》

「朝まで生テレビ」 テレビ朝日 月一回放送

'99年▲6月26日(未明)

「サンデープロジェクト」 テレビ朝日 毎週日曜日放送

'99年▲5月23日

「ニュースステーション」 テレビ朝日 月〜金放送

'99年8月9日

8月10日

8月12日

「NEWS 23」 TBS 月〜金放送

'99年▲7月12日

8月12日


《その他》

!『警察がインターネットを制圧する日』 寺澤有編著 発行:メディアワークス 

発売:主婦の友社 税抜き1500円 1998年8月5日初版発行 ISBN4-07-308525-5

*1998[平成10]年4月に国会で成立した「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」

(風営法)改正案。それは警察がインターネットを制圧する第一歩だった。そして

今、「盗聴法」という名の二の矢が放たれた……………………。



『盗聴法がやってくる』 現代人文社編集部編 発行:現代人文社 発売:大学図書

 税抜き880円 1997年9月15日初版発行 ISBN4-906531-31-8



『盗聴法がやってきた』 現代人文社編集部編 発行:現代人文社 発売:大学図書

 税抜き880円 1998年6月25日初版発行 ISBN4-906531-50-4

*盗聴法案提出後に出された、『盗聴法がやってくる』の続編。盗聴法批判はもちろん、

欧米各国の盗聴法についても解説。



『裁かれた警察の電話盗聴』 新日本出版社編集部編 新日本出版社 税抜き5400円

 1998年3月20日初版発行 ISBN4-406-02578-2

*緒方靖夫氏宅盗聴事件裁判の、共産党側から見た記録。はっきり言って面白く

ありませんが、原告(緒方氏)側の訴訟書類や判決文などが収録され、資料的

価値大。特に、警察に盗聴器を納入した丸竹洋三氏の証言は貴重です。



『見えてきた秘密警察 緒方宅電話盗聴事件』 上田誠吉著 発行:花伝社 

発売:共栄書房 税抜き1500円 ISBN4-7634-0278-1



『スパイ告発 裁かれた五つの権力犯罪』 諫山博著 光陽出版社 税抜き1300円 

2000年3月 ISBN4-7634-0278-1

*諌山氏が共産党の弁護士や参議院議員として体験した、警察が行った共産党へのスパイ、

盗聴などの事件簿。菅生事件、緒方事件など。



『解読・組織犯罪対策法』 遠藤誠編著 現代書館 税抜き1500円 1997年10月20日初版発行

 ISBN4-7684-6719-9



『盗聴立法批判』 小田中聰樹・村井敏邦・川崎英明・白取祐司著 日本評論社 

税抜き2200円 1997年12月20日第1版発行 ISBN4-535-51121-7

*盗聴法推進派の『捜査手段としての通信・会話の傍受』(井上正仁著、有斐閣)

とセットで読む事をお勧めします。



『盗聴法の総合的研究 ――「通信傍受法」と市民的自由――』 

奥平康弘・小田中聰樹監修 右崎正広・川崎英明・田島泰彦編 日本評論社 

税抜き4500円 2001年5月30日初版発行 ISBN4-535-51233-7

*『盗聴立法批判』の続編的内容。『法律時報』'99年11月号の特集を加筆の上収録、

他に盗聴法全文の逐次解説、諸外国の動向や盗聴法関連資料も収録した、盗聴法反対派

の法学研究者見解の集大成といえます。

 なお、その他の著者は次の通り。

 市川正人、村井敏邦、渡名喜庸安、牧野二郎、岩村智文、佐々木光明、三島聡、

水谷規男、新谷達之、柏木友紀、水島朝穂、白取祐司、岸本卓也。



『刑事訴訟法』 白取祐司著 日本評論社 ISBN4-535-51290-6 2001年11月二版発行

*捜査手段としての盗聴について、学界の多数説(合憲)も交えて解説しつつ、

盗聴法の問題点を指摘。


『愉快な裁判官』 寺西和史著 河出書房新社 税抜き1800円 2000年4月20日初版発行 ISBN4-309-01347-3
*寺西氏の自伝。もちろん寺西判事補戒告処分事件についても詳しいです。


!『自由のない日本の裁判官』 小田中聰樹・木佐茂男・川崎英明・高見澤昭治編 日本評論社 税抜き800円 1998年10月15日初版発行 ISBN4-535-51167-5
*寺西和史判事補戒告処分事件中心。


『裁判官Who's Who 東京地裁・高裁編』 池添徳明・『裁判官Who's Who』刊行委員会著 現代人文社発行、大学図書発売 税抜き2800円 2002年5月1日第1版発行 ISBN4-87798-082-2
*裁判官115名の経歴、主な判決、著書・論文、そして人物評も。たとえば、市村陽典(いちむら ようすけ)判事が盗聴法は合憲とする判決を出した事がわかります。


『裁判官Who's Who 首都圏編』 池添徳明・『裁判官Who's Who』刊行委員会著 現代人文社発行、大学図書発売 税抜き2900円 2004年12月16日第1版発行 ISBN4-87798-232-9
*横浜、千葉、さいたま地裁の裁判官を加えた「東京地裁・高裁編」の改訂版。


!『日本の公安警察』 青木理著 講談社 税抜き680円 2000年1月20日第一刷発行 ISBN4-06-149488-0



『「不祥事続出警察」に告ぐ』 佐藤道夫著 小学館文庫 税抜き457円

 2000年1月1日初版発行 ISBN4-09-404171-0



『わが罪はつねにわが前にあり』 松橋忠光著 オリジン 税抜き1900円

*元警察官僚ですが、警察には批判的。緒方氏盗聴事件には、緒方氏側の証人として

横浜地裁に出廷しました。社会思想社から文庫版が出ています。



『警官は狙いを定め、引き金を弾いた』 黒木昭雄著 草輝出版 税抜き1800円

 1999年10月29日初版発行 ISBN4-88273-051-0

*こちらは元第一線の警察官(ノンキャリア)の実録。



『崩壊!ニッポン警察』 丸山昇著 三笠書房 知的生きかた文庫 税抜き533円

 2000年4月10日第一刷発行 ISBN4-8379-7101-6



『思想検事』 荻野富士夫著 岩波書店 岩波新書 税抜き660円 2000年9月20日初版発行

 ISBN4-00-430689-2

*戦前、思想取り締まりで特別高等警察(特高)と両輪の存在だった、思想検事。

その果たした役割と実態を解説しています。



『公安警察スパイ養成所』 島袋修著 宝島社 宝島社文庫 税抜き600円 

2000年9月8日初版発行 ISBN4-7966-1937-2


『公安警察の手口』 鈴木邦男著 筑摩書房 ちくま新書 税抜き680円 2004年10月10日第一刷発行 ISBN4-480-06198-3


『盗聴 ここまでやっている!!』 堀田耕作著 講談社+α文庫 税抜き700円 1999年11月21日第1刷発行 ISBN4-06-256393-2
*盗聴業者の実録。


『日本は頭から腐る―佐高信の政経外科2』 佐高信著 毎日新聞社 税抜き1500円 2000年6月20日初版発行 ISBN4-620-31451-X
*佐高氏が雑誌に寄稿した、盗聴法関連の記事が収録されています。


『デジタル世紀のプライバシー・著作権』 松浦康彦著 日本評論社 税抜き2300円 2000年4月20日初版発行 ISBN4-535-51232-9


『市民科学ブックスC 暴かれた全世界盗聴網 エシュロン』 小倉利丸編 七つ森書館 税抜き2300円 2002年7月25日初版発行 ISBN4-8228-0255-8
*欧州議会エシュロン盗聴システムに関する特別委員会最終報告書、「個人および商業通信を盗聴する世界規模のシステムの存在について」の全訳を収録。ただ、自らも国家として諜報機関を持つ立場の欧州議会と、小倉氏の見解はかなり違っています。


『監視社会とプライバシー』 小倉利丸編 インパクト出版会 税抜き1500円 2001年10月15日初版発行 ISBN4-535-51290-6


『PGP』 Simson Garfinkel(シムソン=ガーフィンケル)著 山本和彦監訳 株式会社ユニテック訳 オライリー・ジャパン発行、オーム社発売 税抜き5050円 1996年4月15日初版発行 ISBN4-90090-02-8
*暗号ソフト「PGP」の歴史と利用法。クリッパー・チップ制に反対し、暗号による防衛を呼びかけています。辻井重男氏と立場は正反対。ただし、版が古いので最新情報は別に必要です。


『暴走するプライバシー』 シムソン=ガーフィンケル著 橋本恵訳 ソフトバンクパブッリシング 税抜き2000円 ISBN4-7973-0977-6
*情報技術の発達による個人情報流出の危険性など。


!『シークレット・パワー: 国際盗聴網エシェロンとUKUSA同盟の闇』 ニッキー=ハーガー著 佐藤雅彦訳 リベルタ出版 税抜き3800円 ISBN4-947637-81-1
*長く秘密にされてきた米英など5ヶ国による国際盗聴網「エシェロン」(ECHELON)を詳細に取材した告発本。日本の三沢基地は盗聴の拠点として利用される一方、日本自身はエシェロンの監視対象にされているという。


『グローバル化と監視警察国家への抵抗 戦時電子政府の検証と批判』 小倉利丸編 樹花舎(きのはなしゃ)発行、星雲社発売 税抜き2500円 ISBN4-434-05804-5


!『(新)盗聴のすべて』 ラジオライフ編 三才ブックス 三才ムックシリーズ 税抜き1200円 ISBN4-86199-036-X


*(新)は正しくは○の中に新。盗聴器からネット盗聴まで、その傾向と対策。コンピュータでのデータ管理の注意点なども解説しています。


!『渡邉恒雄 メディアと権力』 魚住昭著 講談社 税抜き1900円 2000年6月20日第一刷発行 ISBN4-06-209819-9
*渡邉恒雄讀賣新聞社社長の評伝。彼のユスリ記者ぶりと、それゆえの影響力の強さが深く取材されています。渡邉氏が盗聴法成立に果たした役割も、見えて来るでしょう。


『平成の妖怪 中曽根康弘の大野望』 本澤二郎著 データハウス 税抜き1500円 2000年6月20日初版発行 ISBN4-88718-564-2


『政治家になろう!』 中村敦夫著 日本短波放送 税抜き1500円 1999年6月3日初版発行 ISBN4-931367-50-X


『この国の八百長を見つけたり』 中村敦夫著 光文社 税抜き1200円 1999年10月5日初版発行 ISBN4-334-97237-3


『国会物語 たったひとりの正規軍』 中村敦夫著 晩聲社 税抜き1600円 2000年7月10日初版発行 ISBN4-89188-297-2


『一人でも変えられる――「生活者主権」、盗聴法をめぐる攻防』 円より子著 日本評論社 税抜き1300円 2004年5月20日初版発行 ISBN4-535-58395-1
*盗聴法案成立をめぐる攻防が、当事者の手により語られる。


『国会議員』 上田耕一郎著 平凡社 税抜き648円 1999年5月 ISBN4-582-85006-5
*盗聴被害者その3。元参議院議員にして共産党副委員長。



『公明党=創価学会の野望 「自・創」野合政権を撃つ』 乙骨正生著 

かもがわ出版 税抜き1800円 1999年12月8日初版発行 ISBN4-87699-498-6

*『週刊文春』で乙骨氏が指摘した神崎氏の盗聴疑惑など。



『私たちはどのような時代に生きているのか』 辺見庸・高橋哲哉著 角川書店 

税抜き980円 1999[平成12]年2月10日初版発行 ISBN4-04-883607-2

*盗聴法そのものよりも、その成立した時代背景の論考としてお薦めです。現在は

加筆版が岩波書店から出ています。



『リアル国家論』 宮台真司・宮崎哲弥・網野善彦・姜尚中・辛淑玉・加納実紀代・

藤井誠二・樹村みのり・斎藤貴男・太田昌国・沢田竜夫・梅野正信著 教育史料出版会

 税抜き1800円 ISBN4-87652-390-8

*盗聴法関連では、宮台氏と斎藤氏の論考に見所あり。



『人間破壊列島』 斎藤貴男著 太陽企画出版 税抜き1700円 2001年12月10日初版発行 

ISBN4-88466-360-8

*『週刊宝石』での大山友之氏インタビューが収録されています。なお、本書での表題は

「「警察は恥を知れ」坂本弁護士義父の怒り」。


『治安維持法小史』 奥平康弘著 岩波書店 税抜き1200円 2006年6月16日発行 ISBN4-00-600161-4
*盗聴法自体は出て来ませんが…。


『1984年』 ジョージ=オーウェル著 新庄哲夫訳 早川書房 税抜き760円 1972年2月15日発行 ISBN4-15-040008-3
*ソ連をモチーフに描いた、「偉大な兄弟」によって支配される世界。共産主義国家のみならず、普遍的に全体主義的管理社会を告発した、古典的名作です。盗聴法批判でもしばしば引き合いに出されました。


『銀バエ 実録武富士盗聴事件』 山岡俊介著 創出版 税抜き1500円 2004年3月30日初版発行 ISBN4-924718-58-0
*企業による盗聴事件。武富士の前会長、武井保雄氏の主導による犯行。表題の「銀バエ」とは、著者を侮った刑事の台詞。しかし山岡氏はユスリ記者ではなかった。


!『Enemy of the State(邦題:エネミー・オブ・アメリカ)』 製作:Don Simpson&Jerry Bruckheimer 監督:Tony Scott 1998年11月24日 アメリカ公開、1999[平成11]年4月17日、日本公開。VHS字幕版、日本語吹き替え版とも、税抜き16000円。販売ポニーキャニオン/ブエナ・ビスタ・ジャパン。LD字幕版、DVD字幕・日本語吹き替え両収録版とも税抜き4700円、販売パイオニアLDC。貸し出し(レンタル)版もあり。
*映画作品。NSA(アメリカ国家安全保障局)やCIAに取材し、エシュロンなどの盗聴、人工衛星の画像を駆使した追尾など、その監視実態の一端を見る事が出来ます。アクション作品としても評価が高い作品です。ただNSAは取材にきわめて非協力的で、そのため内部の再現には限界があったという事です。
「この作品で描かれているテクノロジーは、すでに20年前にNSAが使っていた技術だったり、逆にストーリーの方が先にいってたりしてる所もあるが、そのほとんどは、実在するというのだがら、驚きだ。」(まさらっきい氏の紹介記事より。
http://www.simpson-bruckheimer.com/enemyofthestate/enemyofthestateproduction.htm
あらすじ:アメリカ議会で、プライバシー規制法に反対していた議員が、NSAのレイノルズらに暗殺された。NSAは水死に偽装しようとしたが、たまたまその場面を自然観察家のザビッツがデジタルビデオに録画していた事から、彼はNSAに追われる身となる。追いつめられたザビッツは、偶然再会した旧友の弁護士、ディーンにビデオファイルを託すが、ディーンは訳の分からぬまま、やはりNSAに追われる事となったのだった…。


『五月倶楽部2』 制作:デザイアー(覇王と改称) 販売:エクセレンツ 税抜き8800円 恋愛アドベンチャーゲーム 18禁 機種:Windows95以降 動作環境:i486/66MHz以上のCPU(推奨Pentium75MHz以上) 16MB以上のメインメモリ 640×480ドット・256色が表示可能なグラフィック(Direct Xに対応している事) Windows95対応のPCM音源(Direct Xに対応している事) 倍速以上のCD-ROMドライブ(推奨4倍速以上) ハードディスク空き容量1MB以上(Direct Xを組み込んでいない場合はさらに10MB)
*決してギャグや冗談で挙げたわけではありません。ともかく村雨恭子さんの話を見て下ればわかります、はい。ただし、あくまで私(MURASAME)がそう思っただけで、作品自体に盗聴法の事が書かれている訳では無いので、念のため。なお、販売代行を行っていたエクセレンツは撤退し、各ブランドはそれぞれ独立する事になりましたが、本作については引き続きエクセレンツが販売代行を行っています(エクセレンツサイトは、2000年6月いっぱいで閉鎖)。本作の販売は終了しているため、中古品を捜してみて下さい。
備考:「覇王オフィシャルウェブサイト/インデックス」(18禁)
http://www.r18game.com/haoh/index2.html

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