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*「我流のすき焼き鍋」の更新情報は、
http://sukiyakinabe.sakura.ne.jp/renewal.htm
を御覧下さい。

2007/6/28 更新情報です。
 「2007年・統一地方選挙寸評」を加筆修正しました。
 とにかく、佐々淳行氏の放言は許せません。ここまで人を虚仮にした文章を、よくも商業誌に寄稿出来たものです。これに黙っている事は、人として恥と思います。
 出来れば、佐々氏の実際の文面に目を通して頂きたいです。
 さて、ようやく次の更新から、盗聴法問題と参議院選挙の話題に復帰する予定です。

2007/6/28 更新情報です。
 「2007年・統一地方選挙寸評」を加筆修正しました。主に東京都知事選、石原氏が人心を掴んだのはなぜかの考察と、将来の展望です。
 疲れました…。これで、統一地方選挙の話題は打ち止めとさせて頂きます。もちろん、批判や感想は大歓迎です。時間の許す範囲で、返答させて頂きます。

2007/6/9 報告忘れていました。
 同人誌即売会「コミックマーケット72」、サークル参加当選しました。
 8月19日(日)、東地区ペ-39a「我流のすき焼き鍋」です。
 恒例の各党派への盗聴法調査(アンケート)、今回は少し早めに出して、出来るだけ多くの党派の回答を頂くつもりです。御協力頂ければ、幸いです。結果は当サイト及び「コミックマーケット」で頒布予定の冊子に公開予定です。

 では、更新情報です。

 「リンク・Sa・Gaシリーズ」に、以下のサイトへのリンクを追加しました。
鈴のなる木」(ふたば氏)
俺俺商会」(銀氏)
The Minstrel Thinks.」(こみくじら氏)
INDUCTION」(小倉澄知[おぐら すみかず]氏)
BLACK FANG」(両谷哉[りょうたに かな]氏)
L-Style」(ミヤモトシンタ氏)
MIDI GARDEN」(KEI氏)

 また、以前リンクしていた、以下のサイトへのリンクを再び追加しました。
Endorphin Shock Phenomena」(真下[ました]氏)

 さて、腹立ち事件ですが、これも大事なのを忘れていました。
 書くまでも無く、5月28日に自殺した、松岡利勝前農水相の事件です。
 公の疑惑については、当然責任を取る必要があります。従って、「野党が殺した」というのは言いがかりもいいところです。むしろ、辞めさせまいと意地になった安倍政権の責任を問うのが筋です。
 それにしても、死ぬ事は無かったのです。謹んで哀悼の意を表します。
 …が。松岡氏が「自殺」したというのがそもそも怪しいのではないかという指摘があります。
 カマヤン氏の「2007-06-05 ■[事件][政治][安倍晋三]松岡利勝農林水産大臣「自殺」への疑問 02:56」に関連記事がまとまっています。
 米国の陰謀説は、現時点では憶測に過ぎると思いますが、公開されている情報だけでも、あまりに不自然な点が多過ぎます。
 また、テレビ朝日の番組でも、露骨に与党、それも右派贔屓を鮮明にしている「ビートたけしのTVタックル」で疑惑が指摘された事が、かえって怪しい(右派も安倍政権を見限り始めた?)という事が出来ます。
 都合が悪くなると、秘密秘密で逃げる安倍政権。
 年金未払い事件では、当時の厚生大臣は菅直人氏(当時さきがけ、現民主)だと居直りましたが(「ご安心下さい!! あなたの年金は大丈夫です!!」PDF)、当時の内閣総理大臣は自民党の橋本龍太郎氏でした。それを、労働組合や民主党の責任にしようというのですから、その恥知らずさには呆れるばかりです。
 そもそも、コンピュータ入力の段階で、脱けや誤りが多数というのですから、自民のいうコンピュータデータの照合だけで、事が解決するわけではありません。
 見苦しいにも程があります。安倍氏が見苦しく居座れば居座るほど、周りの人間と人民が犠牲者になるのです。早く楽になって、辞めて下さい。

 次に、沖縄・名護の事件続き。
海自投入に怒り 辺野古事前調査で抗議集会」(『琉球新報』6月6日)
辺野古沖調査資料を冊子に ヘリ基地反対協」(『琉球新報』同)
■2007/05/23 (水) アベ内閣の自作自演」(きっこ氏「きっこの日記」)
ジュゴンの家・日誌(2004/12月その1)
男性が突き落とされた!!!防衛施設局、業者に訴えを!!! 2004,12,10」(シンさんの辺野古日記)
 「ジュゴンの家・日誌」には、作業員の攻撃で負傷させられた様が写真に記録されています。
 そして、きっこ氏は反対派が政府のダイバーを妨害する事など、物理的に不可能である事を詳しく指摘しています。

 さらに、きっこ氏によれば、日本テレビのテレビ関係者養成所である「日テレ学院」の講師として田原総一朗氏が招かれ、次のようなやりとりがあったのだといいます。

参加者の1人から、「沖縄の普天間基地移転について、マスコミがほとんど報じない理由と、反対住民の排除に自衛隊が動員されたことに対する田原さんの見解を聞かせていただきたい」って質問が出た。そして、この質問に対して、田原総一郎は、こう答えたのだ。
「沖縄への自衛隊動員は明らかに違憲だ。ただ、座り込みをしているのは地権者や土建屋たちで、抗議活動をしているのは、そのほうがアメリカ軍に土地が高く売れるからだ。つまり自然保護などというのは彼らのお題目に過ぎない。土地の値段を吊り上げるための利権絡みの運動だから、中央のマスコミは報道せずに静観しているのだ」

 ハロルド=ピンターという文人はうまい事をいいました。いわく、アメリカ合衆国は世界のあらゆる右翼軍事政権を支持し、インドネシア、ギリシア、ウルグアイ、ブラジル、パラグアイ、エルサルバドル、チリなどで軍事政権の誕生を助けた。そして、これらの国々では、何十万もの人々が死んだ。そう、人々は本当に死んだ、それはアメリカの外交政策のせいだ。しかし、そうは見えない。

 そんなことは起こらなかった、何も起こりはしなかったのです。実際に起こっていた時にも、それは起こってはいなかったのです。それはどうでもよかったし、興味のもてるものでもありませんでした。アメリカ合衆国の犯罪は、系統的で恒常的で邪悪で容赦のないものでしたが、実際にそれを問題にした人はほとんどいません。
(ハロルド=ピンター著、貴志哲雄訳、集英社新書『何も起こりはなかった』25頁)

 つまりは、こういう事です。
 仮に田原氏の言う通り利権運動であるとして、マスコミは利権運動の実態を取材し、暴くべきと回答する事も出来たはずです。本当のところはどうなのか、実地に赴いて取材する為にメディアは存在するのですから。反対派の「利権運動」であると信じるとしても、報道せず黙殺しろと説くのは不自然なのです。
 要するに、田原氏にとっては、沖縄で何も起こりはしなかった。政府が自衛隊を動員しようと、沖縄で何をしようと、そんな事は起こっていないのです。沖縄で何が起ころうと、させるがままにさせて置けと言うのが田原氏の主張なのです。
 一体ナチスドイツでも、パレスチナでも、ルワンダでも、イラクでも、虐殺その他の残虐な事件は、外部の目の届かない所で起こっています。メディアなどで広く伝えられない限り、どんな事件も人々には「起こっていない」のと同じです。だからこそ、そんな事態の起こらないよう、報道する使命を帯びているのがマスメディアというものです。
 もし、田原氏が本当にこの発言をしたのであれば、田原さん、あなたは即刻、マスメディアから去って下さい。あなたは他人を殺すよう、後輩に指導したのも同然です。

 それから、きっこ氏の指摘ではっとさせられましたが、昨日取り上げた、自衛隊による監視は、全く政権による自衛隊の私物化なのですね。税金を、己の政権の反対派を取り締まるためだけに悪用した。
 というのは、創価学会による自衛隊派兵反対運動もあったはずなのに、それは監視の対象に入っていません。逆に、民主党の益子氏のように、政策的にはむしろ自民に近いはずの人物であっても、時の政権の政策を批判したというだけで、ブラックリストに挙げられています。
 重ねて強調しますが、自衛隊にも小泉・安倍政権にも、そんな権利はありません。
 そして、関係無いと思っているあなた。
 今の政権は、自分の勝手な都合で、いつでもあなたに刃を向け、反論されても聞く耳を持たない存在です。どうかこの事を心して下さい。

2007/6/8 腹立ち事件がまた少しの間に随分溜まりました。
 「自衛隊による違憲・違法の国民監視活動を告発する」(『しんぶん赤旗』6月7日号)
 自衛隊の内部文書を元にした告発です。自衛隊が、詳細にイラク侵略などの反対派を監視したばかりか、自衛隊に直接関係のない政府批判まで調べていたという内容です。たとえば、益子輝彦氏(民主)の「イラク派遣は憲法違反であり、派遣に反対」という発言を「イラク派遣を誹謗する発言」と記録。
 批判に聞く耳を持たず、個人情報を調べて監視しようとは、何と浅ましい組織でしょうか。公に反論する目的ならまだしも、ブラックリストを作って胡散臭い連中と第三者に思わせようとしたのかも知れませんが、全く汚いやり方です。
 盗聴法と関連して、どのような手法を用いて監視したのかも、徹底的に明らかにされるべきです。
 そんな権利は、自衛隊にも政府にももともと無いのですから。

 では、さくっと更新情報。
2007年・統一地方選挙寸評」を加筆修正しました。主に東京都知事選、選挙協力の失敗についての考察と哀しみの発露です。

2007/5/23 更新情報です。
 「リンク・盗聴法その他」に、以下のサイトへのリンクを追加しました。
共生新党
 東京都知事選にも立候補した、黒川紀章氏の党です。

 腹立ち事件を幾つか。長いコメントをする時間がないので、箇条書きです。
国民投票法成立<上> 9条堅守へ『攻め』転換」(『東京新聞』5月15日号)
 関連記事多数ですが、取り敢えず。公務員と教育者の専門的見地からの発言を封じた内容だけでも、違憲立法であり、成立させた側の恥知らずさが明らかな内容です。
普天間移設 環境調査に海上自衛隊を動員へ<5/9 23:29>」(日本テレビ)
沖縄・名護市の海域調査、海自が異例の参加…県民刺激も」(『讀賣新聞』5月18日)
 市民運動、政治運動の弾圧に、自衛隊が差し向けられたのは史上初です。最も激しい衝突があった1960年の安保闘争さえ、自衛隊の出動は赤城宗徳防衛庁長官の反対で見送られたのにです。
 所詮、軍隊は安倍政権の玩具であって、国民に刃を向ける存在でしかないのか!
普天間移設、海自支援で調査機器設置…名護沿岸海域」(『讀賣新聞』5月19日)
5/20の情報」(「基地建設阻止」)
 反対派が、海底調査のダイバーのレギュレーター(酸素ボンベの気圧を調整する道具)を外したという『讀賣』の報道が事実ならば、絶対にやってはいけないことです。基地建設や軍による弾圧の是非とは別問題で、容認してはなりません。
 しかし、反対派側によるとそれは虚報で、実際は非暴力を貫いているのをいいことに、国側のダイバーから「殴る蹴るの暴行に晒され」ているとの事です。
 これが事実なら、もちろん国側の所業は論外です。『讀賣』の記事のみを鵜呑みにしないために、両論を載せて置きます。
駐留軍等の再編の円滑な実施に関する特別措置法案」(衆議院サイトより)
2007年05月21日 米軍再編交付金制度という名の暴力」(天木直人氏)
 米軍再編特措法案は、22日に参議院外交防衛委員会を通過し、今日23日に成立の見込みと報じられています。
 これは、米軍基地受け入れの論功に交付金を出し、反対する自治体には補助金を出さないことで締め上げるという露骨な「飴と鞭」です。しかも、基地受け入れ度合いを細かくチェックし、それに応じて金を出すといういやらしさ。
 金で自治体を釣る性根も嫌らしければ、人間の生活をかいま見ることなく、反対する者を苦しめてやれというおぞましさは最低です。

 何度も同じような台詞を書いて来ましたが、私が生まれて、ここまで政権の悪事が極まった事はかつて無かった。しかも、今書いたのはそのごく一部に過ぎないのです。小泉政権でさえ、ここまで短兵急では無かった。
 一体いつまで、彼らを我々の代表として仰ぐ屈辱に耐えなければならないのですか!?

2007/5/13 更新情報です。
 「リンク・盗聴法反対派(1,政党・政治団体)」からリンクしている
「9条ネット」が
9条ネット」と表記を変更し、
http://www.07saninsen-kyoudou.org/から
http://9jo-net.org/に移転したのでリンクを修正、バナーを追加しました。
 「リンク・Sa・Gaシリーズ」からリンクしていた、
GB Sa・Ga Ring」(土田 倫子・芽月(メツキ)まりん両氏)
へのリンクを削除しました。大元となるWebRingサービスの終了に伴う物です。お世話になりました。
すばらしき邪魔者」(icy beast、Country Living氏)サイト閉鎖に付き、リンクを削除しました。
 リンクしている、
フロンティア・フロウ」(更紗ミサ・彩辻ちえこ両氏)
サガフロンティア10周年記念イベント「開発10部」」(N★氏)
のバナーを更新、前者については紹介文も加筆修正しました。

 あす、14日にも改憲のための国民投票法案(「日本国憲法の改正手続に関する法律案・日本国憲法の改正及び国政における重要な問題に係る案件の発議手続及び国民投票に関する法律案に対する併合修正案」PDF、「併合修正案」とあるのは民主党案を取り入れた形を取ったため)が可決される見通しとマスコミには報じられています。
 投票率に制限はなく、投票総数(賛成票と反対票の総数で、無効その他は含まない)の過半数の賛成で可決という、改憲に最も有利な内容です。
 とうとうこの時が来た、というべきなのでしょうか。
 しかし、このような八百長法案を可決させるなら、未来に禍根を残す事間違い無しです。民主党には改憲のために与党に積極的に協力しようという論者も多いですが、とんでもない話です。
 最後の最後まで、自由民権のために国会議員達の良識に働き掛けましょう。

2007/5/1 正式に、本店をXREAサーバに移転しました。
 今後、当サイトはXREAサーバを本店、Infoseekサーバを支店(ミラー)となります。ブックマーク・リンクのある方は、本店への変更を推奨します。
 と言いましても、実態としてはカウンター数値をXREAに移しただけなのですが(^^;。当分、この態勢で行くつもりです。
 これからも、よろしくお願いします。



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