更新情報(2007年1・2月分、上から新しい順です)


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*「我流のすき焼き鍋」の更新情報は、
http://sukiyakinabe.sakura.ne.jp/renewal.htm
を御覧下さい。

2007/2/26 「産む機械」の話で。
 「福島党首は「さびた機械」 自民の高知市議が発言」(2月23日、共同通信)
 やっぱり自民党はこういう表現が受ける政党なんでしょうか。他人をさびた機械呼ばわりした島崎利幸氏の方が、福島氏より年上というのも哀しい。
 どうしてこれらの発言が問題か。「人間は使い捨ての道具、自分は道具を使う側」という驕りとだらしなさが見えるからです。私は自民党のモノじゃないのです。

 では、更新情報です。
リンク・Sa・Gaシリーズ」からリンクしている、以下のサイトのバナーと紹介文を更新しました。
フルコク」(はうす氏)
 また、以下のサイトのリンクとサイト名などを更新しました。
15cm」(ムロ氏)*バナーも更新

2007/2/15 「リンク・Sa・Gaシリーズ」から、別コーナー「風の砂丘」へのリンクが古いURLのままであった箇所を訂正しました。

2007/2/15 柳澤氏の発言への反応をネットで調べていますと、柳澤氏を擁護し野党や「野党贔屓のマスコミ」を批判する主張がかなり見受けられます。
 本当にそうでしょうか?
 以下はたまたまヒットしたサイトなので、この方個人に対する感想ではありません。
2007.02.10 柳沢氏って「産む機械」とは言ってないんですね」(人生を豊かにする、あとほんの少しのLOVE&RESPECT氏)より

 ところで菅直人も「東京は子供が少なくて生産性が悪い」くらいのことを言っているけどマスコミは、これはノータッチ、華麗にスルーしていますよね。 (中略)
 マスコミは原則的な立ち位置が常に野党よりなんですよね。

 そうやって見ないとマスコミが嘘をついていても流されちゃいますね。

 本当に民意を反映しているなら社民党や共産党が自民党と同じ割合でテレビに出ているのは、そもそもおかしい。
 民意を反映しているなら議席に応じた割合でしかマスコミに出さないで欲しいがテレビで対等に出ていると、テレビしか見ない人は丸め込まれる可能性もある。
 怖いよなぁ

 自民党が言うと悪意を持って情報をアレンジされてしまう。
 野党が言うと世間が騒いでしまって触れないわけにはいかなくなるまではスルーする。
 「自民党と同じ割合で社民党や共産党を出した」テレビ局があったら是非とも教えて欲しいですが、このような感想は少なからず見受けられます。
 そもそも、マスコミとは在野の立場に立つのが当然と私は思っています。しかし、政府を翼賛し、扶翼するのがマスコミの使命と考える人は少なからずいるらしい。しかも、私が生まれて30年、これほどマスコミが政府寄りになったことはないと思われるのに(強いて言えば、2005年の総選挙時よりはましでしょうか)、「マスコミは野党贔屓だ」と批判する。これは私にとって驚愕でした。なるほど、翼賛体制を当然と思っているのですから、「大政翼賛会」と批判しても通じないのも無理はありません。
 もちろん、私は盗聴法廃止派である以上、どうしても与党を支持する報道は目障りに映ってしまうはずです。それを差し引いても、マスメディアの与党偏重は年々強まっていると言わざるを得ません。
 マスコミは政府自民党のために報道しろと言うのは論外。『自由民主』『公明新聞』『官報』でも読んでいればいいんです………とも言っていられません。だって、どこが論外かきっと相手は想像も付かないでしょうから。
 考え出すと手間取りそうなので、取り敢えず2005年衆院選の時の見解を再掲します。「第44回衆議院議員総選挙の総括(後編)」(レイアウトなど多少修正)。この項いずれまとめます。
 ちなみに菅直人氏の発言は「■ (審議再開)そんなに「ことば狩り」がしたいのならば」(自民党・中川秀直氏)参照。これも「生産性」と表現したことに本音あり、と見られても仕方のない失言です。それでも柳澤氏の発言が重視されるのは、氏が厚生労働大臣という、発言内容が直接影響する分野の政府の責任者であり、権力を持っているからです。

 では、更新情報です。
 「リンク・Sa・Gaシリーズ」からリンクしている、以下のサイトのバナーを更新しました。
弦奏リージョン」(aria氏)
新星の拠る処」(蒼木怜氏)
EASTER」(芋山ヒデヲ氏)

 また、以下のサイトの紹介文を加筆修正しました。
2TF 〜永遠の勝利者〜」(朱雀 葵氏)
SaGaChat」(たかはた氏)
2chログ倉庫
フルコク」(はうす氏)
▲ステラ・モス▼」(茶巻らず氏)
焼肉魔王のサバのほね」(焼肉魔王氏)*バナーを追加
時速200q」(ムロ氏)*バナーも更新
Prunus-Salicina(ぷるぬすさりしな)」(柳樹桜氏)*バナーも更新
だから何かしなきゃいけないんだってば。」(ケロム。氏)

 以下のサイトのリンクなどを更新しました。
」(ぶっぱなっシャー氏)*バナーも更新
神々の庭園」(asyuna[アシュナ]氏)
■越中島608号室■」(ありじごく[蟻地獄]氏)
SaGaNAVI」(ZANA氏)
サガフロンティア10周年記念イベント「開発10部」」(N★氏)

 以下のサイトの表題を更新しました。
かみサガ―神SaGa―」(るシエラ・オナイ氏)

絶対悪魔っ娘主義!」(佐瀬沼やえ氏)が閉鎖と別名義での再出発を宣言したため、リンクを削除しました。趣味の移ろいは定めなれど、残念です。
 以下のサイトの閉鎖を確認したので、リンクを削除しました。
サガシリーズオンリー同人誌即売会『詩広-ウタヒロ-』」(詩広組合、代表:いがらし氏)
SaGa Travelers」(SaGa Travelers実行委員会・暗黒狂騎士団)
SaGa-ISM」(タナタカ氏)

2007/2/14 柳澤伯夫厚生労働相の「女性は産む機械」発言(全文ははてなダイアリー「子供を産む機械」など)。「機械って言っちゃ申し訳ないけど」と前置きしたことで擁護したり、野党攻撃をする人もいますが、申し訳ないとわかっているなら始めから言ってはいけません。それとも、どうしても機械と言いたい衝動があったのか。この発言は1月27日、島根県松江市で開かれた自民党県議の決起集会でのものですが、機械と言えばウケると思ったのか。島根の自民県議はそういう人たちなのでしょうか。これが厚生労働大臣の台詞だからたまりません。
 今からでも遅くないから柳澤氏は辞職すべきですが、柳沢氏を擁護する一方で、在野の人間に「自己責任」を説く人達はどれだけ面の皮が厚いのでしょう。政府の人間"なら"「謝罪」すれば許されるべきだという、とてつもない勘違い。いや、その他大勢の人間の扱いは、機械より酷いかも知れません(柳沢氏は「事務職残業代免除(さらに就労時間制限の解除)」の旗振り役の一人でもある)。

 と、長い前振りになりましたが、実は気に掛かるのはもう一つの騒ぎになった発言です。
 民主党の菅直人氏? いや、久間章生初代防衛相のイラク戦争批判「(イラクに)核兵器がさもあるかのような状況でブッシュ米大統領は踏み切ったのだろうが、その判断が間違っていたと思う」(『産經新聞』1月24日「久間防衛相「イラク開戦判断は誤り」 米大統領批判」)。
 一部でなぜか失言扱いされていますが、ごく控えめにまともなことを言っただけなのに、あまりに奇異です。
 たとえば阿川尚之氏の「【正論】慶応大学教授・阿川尚之 米イラク政策批判する久間氏の責任」ですが、見事にブッシュ政権の心配しかしていません。「つらい戦いを戦っている米国軍人やその家族はどう思うか」ですって? 一番つらいのは国土を侵略されたイラク人に決まっているでしょう。開戦の理由化に何から、デタラメをデタラメと言って、何がいけないでしょうか。阿川氏は戦争にもっと力を貸せ、米国やイラクの人達にもっと死ねと言っているも同然。それがどれほど罪深い発言であることか。そのようにして得られる「信頼」とは一体何でしょうか。
 別段久間氏は「左翼」であるとか、反戦政治家というわけではありません。むしろ、昨年の沖縄県知事選では、結果は与党推薦の仲井眞弘多氏が当選しましたが、11月23日、もし「知事選に負けたらどういう手でやるか、その時は法律を作り、一方的に県知事の権限を国に移してでもやらないといけないと思っていた。負けたら力づくでもやるという腹を持っていた」(『讀賣新聞』2006年11月24日号)と発言したのです。つまり、基地移転には埋め立てが必要だが、埋め立ての許認可権は知事が持っているので、特別措置法を作って取り上げてしまおう。選挙結果など知ったことか。
 このようなふざけた発言をするほど、米軍に「忠義」を尽くした人物だったのです。それが米国を批判するのはよくよくのことです。それなのに、米国の先回りしてイラク侵略を肯定する連中は恥を知れ。もちろん、久間氏を非難する人は、多くが柳澤氏の擁護者と重なります。
 と言うわけで、イラク戦争批判に限っては、私は久間章生氏を支持します。この発言が手ぬるいという理由ではなく、米国に逆らったという理由で非難されるのは、あまりに不条理ですから。

 さて、今日の更新情報です。ここからはしばらく、リンク集の更新です。きょうは盗聴法関連ですが、ほとんどがリンク先修正などのちょっとした変更です。
 「リンク・盗聴法賛成派(1,官公庁・政党・政治団体)」に、以下のサイトへのリンクを追加しました。
公明党 衆議院議員 太田あきひろ」(太田昭宏氏)

 同じく、リンクしている、以下のサイトの表題、またはリンクを修正しました。なお冬柴氏のサイトは紹介文も追加しました。
「衆議院議員「野田毅」のホームページ」

衆議院議員「野田たけし」のホームページへようこそ」(野田毅氏)
「前衆議院議員 くましろ昭彦」

くましろ昭彦ホームページ」(熊代昭彦氏)
「公明党幹事長|冬しば鉄三」

冬しば鉄三 公明党 国土交通大臣」(冬柴鐵三氏)

 また、以下のサイトの紹介文を追加または加筆修正しました。
神崎武法 オフィシャルホームページ」(神崎武法氏)
Araki-Jornal[アラキ ジャーナル]」(荒木清寛氏)

 「リンク・盗聴法賛成派(2,マスコミ)」からリンクしている、以下のサイトの表題、またはリンクを修正しました。
立花書房
http://tachibanashobo.co.jp/index.html

http://www.tachibanashobo.co.jp/blog/index.html
「LIVE2006ニュースJAPAN」

LIVE2007ニュースJAPAN
 「日本経済新聞」の記事リンクを追加しました。

 「リンク・盗聴法賛成派(3,その他)」からリンクしている、以下のサイトのリンク先を訂正しました。
創価学会 公式ホームページ」(創価学会)
http://www.sokagakkai.or.jp/

http://www.sokanet.jp/sg/sn/index.html

 「リンク・盗聴法反対派(1,政党・政治団体)」からリンクしている、以下のサイトのリンク先または表題を修正しました。なお、北橋氏のサイトは盗聴法への言及部分が削除されていたため、そこへのリンクを削除し、紹介文も変更しました。
こうと決めたら!:田中甲公式ブログ」(田中甲氏)
http://kohto-kimetara.net/

http://koh-tanaka.seesaa.net/
「熱血政治家!! きたはし健治」

「きたはし けんじ - 北橋 健治 -|北九州市」(北橋健治氏)
 昨年に青島幸男氏が死去してから、
第二院クラブ」が見られなくなったので、その旨注記を加えました。
 いろいろ評価はあるでしょうが、二院クラブは既成政党にはない存在価値があると思います。このまま閉鎖されてしまうのでしょうか。

 以下のサイトが閉鎖されていたので、リンクを削除しました。
川田えつ子WebSite」(川田悦子氏)
 なお、子の龍平氏は参議院選挙に東京選挙区から出馬の意向を示しました(「「この国を変える!」川田龍平の決意」PDF文書)。
 共産、社民などとの調整に不安が残りますが、幸運に期待します。

 「リンク・盗聴法反対派(2,マスコミ)」に、以下のサイトへのリンクを追加しました。
市民メディア・インターネット新聞JANJAN」(日本インターネット新聞社)
 また、リンクしている、
Web現代 MouRa BIGLOBE edition」(講談社)の消された内部リンクを削除しました。

 「リンク・盗聴法反対派(3,その他)」からリンクしている、以下のサイトのリンク・表題・紹介文などを加筆訂正しました。
PGP User's Manual for Windows」*紹介文の修正
「エセ バーチャル ネット アイドル ますみ自称14さい」

おたクララの自称健全なサイト」(おたクララ[如月ますみ]氏)
情報紙「ストレイ・ドッグ」(山岡俊介取材メモ)」(山岡俊介氏)*内部リンク追加
 アドレスのみ紹介していた
Tawarada Private School」(俵田治氏)のアドレスを
http://plaza27.mbn.or.jp/~Osamu/index.html

http://www33.ocn.ne.jp/~osamu/に修正し、改めてリンクに追加しました。
 リンクしていた
通信傍受法」(ricky氏)
閉鎖により、残念ですがリンクを削除しました。

 「リンク・盗聴法その他」からリンクしている、以下のサイトの紹介文を加筆修正しました。
政治広報センター
 政治広報センターは、議員と選挙区情報をコンパクトにまとめた「政治ハンドブック」が重宝していたのですが、2000年の森内閣版を最後に、書籍版は刊行されていません。最新版を出して欲しいです。
 以下のサイトの表題・リンクなどを修正しました。
「新しい政治の流れを沖縄から!〜政治団体そうぞう〜」

新しい政治の流れを沖縄から!〜政党そうぞう〜」(政党そうぞう)
国民党
http://www15.ocn.ne.jp/~kokumint/

http://www.kokumintou.com/
Unit Missing Link's Web page 'Rhythm'」(Unit Missing Link、リーダー:Katsukou.氏)
http://www.e-net.or.jp/user/missing-link/menu.html

http://www.e-net.or.jp/user/missing-link/

 以下のサイトが閉鎖されていたため、リンクを削除しました。
Aoyama Gakuin University, SIPEB, 田辺正美ゼミのホームページ
   ましか

 「リンク−総記−情報科学一般」からリンクしている、以下のサイトの紹介文を加筆変更しました。
2ちゃんねる」(西村博之氏)


 「盗聴法シリーズ17回で前回誤ったタグにしたのを修正し、記事も少し加筆変更しました。

2007/2/9 今日の更新情報です。
 「盗聴法シリーズ191112161821回をそれぞれ更新しました。第21回の索引に収録した実在の登場人物は、1569名となりました。これ以外の回も、タグを微修正しました。
 また、21回の索引で、落合博実氏のカナを「オチアイ ヒロミ」として来ましたが、正しくは「オチアイ ヒロミツ」でした。お詫びして訂正します。
 ドラゴンズの監督(落合博満氏)と、違う字ですが同じ読みだったとは意外でした(^^;。

 「リンク−政治」からリンクしている、
「天木直人のホームページ」(天木直人氏)が
[公式] 天木直人のブログ - 日本の動きを伝えたい」とBlogに衣替えし、
http://Easyform.net/Usr/ns0041/HTML/から
http://www.amakiblog.com/に移転したので、表題とリンクなどを修正しました。

 「リンク−外交・国際問題(総合)」を新設し、以下のサイトへのリンクを追加しました。
河辺一郎 国連と日本外交のページ」(河辺一郎氏)

 一面のプルダウンメニューのリンク先で、古いままだった部分を修正しました。

 当欄2/1の項から、丸子実業高校生いじめ自殺事件についての雑感を「加害者が被害者遺族に私刑を加えるお話」に独立させ、多少の加筆訂正を行いました。
 被害者遺族支援サイトの、公正な裁判を求める署名をここにも再掲します。「丸子実業高校生 いじめ 自殺事件について 公正な裁判を要請します」(PDF)。

2007/2/7 ここでちょっと宣伝。
 現在、三重県伊勢市の伊勢神宮(正式には「神宮」)は20年に一度、社を建て替える遷宮行事を8年掛けて行っています。
 今は、材木を神宮に運び込む「お木曳」の段階で、去年と今年の2度に分けて行われる予定です。本来は「神領民」と呼ばれる地元民のみの参加ですが(詳しくは「お木曳\若い衆/プロジェクト2006」)、前々回から「一日神領民」として、ハーフコースに誰でも参加できるようになりました。
 4日には宣伝も兼ねて東京都港区の六本木ヒルズ前でお木曳が特別に披露されたのを、ニュースで知った方もいるかと思います(『毎日新聞』「お木曳:伊勢の遷宮行事、東京・六本木で披露」)。
 参加費など詳しくは「★更新★一日神領民申込み状況について」「伊勢神宮お木曳:三重県観光販売システムズ」などを参照。5〜6月の予定であり、もう予約は残り少ないはずです。
 20年に2度の機会です。是非ともご参加下さい。大勢で檜の丸太を曳くと、それだけで気合いが入りますよ。

 さて、更新情報です。
 「盗聴法シリーズ171921回をそれぞれ更新しました。第21回の索引に収録した実在の登場人物は、1563名となりました。
 取り敢えず、シリーズで紹介した外部サイト一覧の更新が終わりました。

 毎回選挙ギリギリになってしまう、国政選挙立候補各党への盗聴法調査。今年は統一地方選の4月には目処を付けたいです。

2007/2/2 まず更新情報です。
 「盗聴法シリーズ141721回をそれぞれ更新しました。第21回の索引に収録した実在の登場人物は、1565名となりました。

 さて、寺澤有氏らによる「共謀罪反対 THE INCIDENTS (Alternative Version)」の記事です。
 これの1月分から、鳥越俊太郎氏の批判が続いていますが、驚くべき内容です。
 1999年7月当時、鳥越氏はテレビ朝日系列の『ザ・スクープ』アンカーマンを務めていました。『ザ・スクープ』は盗聴法案を批判していましたが、同番組のスタッフ・山路徹氏が警視庁から尾行され、その模様をVTRに録画したにもかかわらず、『ザ・スクープ』は警察の尾行を受けた事実を放映しなかった、いや今に至るまでしていないというのです。
 鳥越氏は寺澤氏に「テレビ朝日上層部が警察と取り引きしたんだよ」と漏らしました。これだけでもとんでもない話ですが、寺澤氏がこの件を明るみに出そうと取材を始めた結果、寺澤氏に記事にしないよう圧力を掛けたというのです。鳥越氏の発言はしっかり録音されています。

 もし盗聴法成立前に『ザ・スクープ』が尾行を受けた実態を暴いていたら、盗聴法は今も存在しなかったかも知れません。個人情報保護法や共謀罪法案はなおさらです。
 どうもこうもありません。一部でなぜか「反日」とされるテレビ朝日が、反日どころか政府批判さえ及び腰な何よりの証拠です。テレ朝と鳥越氏は警察犯罪に目を瞑る「取引」に応じ(少なくともそう思われて仕方のない行動を取り)、盗聴法成立に力を貸していたのです。
 これ以上の論評はしたくありません。

 それから2ちゃんねるですか? 差し押さえが騒ぎになっていますが、西村氏は訴訟で敗訴しても損害賠償を踏み倒して逃げ回っていたのですから、致し方ないでしょう。
 西村氏には宮武外骨の心があればと期待していたのですが、現状はユスリ記者に近いと言わざるを得ません。

2007/2/1 早くも二月を迎えてしまいました。去年の身も心も凍えるような寒さから一転、今年の冬はとても暖かで、気候については過ごしやすい毎日です。
 ああ、書きたい話題がどんどん過去のものになって行く…。

 とりあえず後回しにして、更新情報です。
 「盗聴法シリーズ1521回をそれぞれ更新しました。
 また、15回のMETA NAMEのdescription(説明)内容に誤りがあったので訂正しました。
 今回は恒例のサイトURLなどの訂正中心です。

 『讀賣新聞』1月21日号の社説で、またぞろ盗聴法推進論が出て来ました。「宇宙基本法」「日本を「後進国」にしないために」がそれです。
 自民党が宇宙開発による安保体制(≒軍事体制)強化や研究促進などを目指す宇宙基本法制定を目指している、宇宙開発を非軍事に限定するのは「国際的にも特異な解釈」だ。「宇宙は、地上監視や通信傍受など安全保障上の目的で利用される方が圧倒的に多い。それを認めない方がおかしい」と主張しています。
 宇宙開発はあこがれ、想像力をかき立てられます。あさりよしとお氏の『まんがサイエンス』2巻はロケットの作り方を軸に、技術面からロケット開発史まで平易に説いていて、何より著者の情熱が伝わって来る内容でお勧めです。
 しかし、同書にも宇宙開発の陰に常に戦争(ナチスドイツのV-2、米ソ冷戦による国威発揚と軍事利用の開発)があったことは記されています。
 『讀賣』の社説を読むと、いきなり冷たい現実を顔面にぶっかけられたような気分になります。宇宙開発も、人を監視するためのものでしかないのでしょうか。

2007/1/1 恭不賀新年。例によって凶事続きの2006年が暮れました。教育基本法「改正」案はあっけなく可決されました。さらに、内閣府経済財政諮問会議議員の八代尚宏氏が「正社員と非正規社員の格差是正のため、正社員の待遇を非正規社員の水準に合わせる方向での検討も必要」「既得権を持っている大企業の労働者が、(下請け企業の労働者や非正規社員など)弱者をだしにしている面がかなりある」と主張した八代尚宏氏(「労働市場改革:正社員待遇を非正規社員水準へ 八代氏示す」)、八代氏らが政府の肝いりで導入を企図している「ホワイトカラーエグゼンプション」(残業代踏み倒し法)、年末の火事場泥棒的にサダム=フセイン氏を処刑したり、いろいろありました。

 一つだけ触れますが、八代氏らは外道です。人間のクズです。
 八代氏の言う「既得権」とは何か。たとえば交通費です。たとえば医療保険です。他にも有給休暇など、ほとんどにおいて非正社員は不利な待遇を受けています。要するに、八代氏はこうした社員に付ける保証を憎悪し、裸のまま働かせたいと望んでいるのでしょう。
 しかし、いつも万全の体調で働ける人間など、そうそういるものではありません。病気になった時はもちろん、病気にならないよう体調管理するにも金銭や時間の出費が必要なのです。2003年にサラリーマンの医療費負担が、2割から3割に増えました。この一事だけでも、病気になった時の負担は大きく増しています。まして、保険による医療費軽減を「既得権」と称して剥奪し、米国のように富裕層しか保険を利用できないようにされたら。
 機械でさえ、長く使うにはアフターサービス、保守管理が重要なのです。修理すればまだ使えるのに、修理代高さに泣く泣くパソコンを買い換える羽目になった。よくある話です。
 ましては人間なんだ。寿命を全うするには、相応の出費が必要なのは当然じゃありませんか。医療保険や8時間労働などの制度は、人間がそうやって働きながら生きて行くために、少しずつ導入されて来た制度のはずです。
 それを八代氏らは、自公政権や大企業の経営者らは再び奪い去ろうとしています。人間を壊れたら使い捨てればいい部品と思って。しかも、自らは奪い去る側なのに、当然非正社員に正社員と同様の待遇を求められる側なのに、あいつらの既得権益を引きずり下ろせと囁き、互いに争わせて利益をむさぼろうとしています。
 景気回復による好業績と、にもかかわらず賃金の切り下げにより労働分配率(収益の労働者の取り分)は減り続けています(「http://www5.cao.go.jp/j-j/wp/wp-je05/05-1-1-17z.html」)。日本経団連は「国際競争力強化」「景気低迷期には上昇し、回復時には低下する」などの理由を挙げ、賃上げを拒んでいますが(「2007年版 経営労働政策委員会報告(概要) 「イノベーションを切り拓く新たな働き方の推進を」」)、一貫して経営寄りである日本経済新聞も、消費者ともなる人間への賃下げの無意味さを指摘しています(「社説 賃金出し惜しみの構造どう脱するか(11/27)」)。
 一体八代氏らは、どうしてこのような収奪を企むのでしょうか。人間が塗炭の苦しみを味わう様を見なければ、自らの優位を確認できないからでしょうか。動機は何であれ、絶対に許せません。もしあの世というものがあるならば、死者に知覚があるなら、あなた方はどの面下げてあの世に行くつもりですか!
 他は長くなるのでここではさて置き…。
 本年もよろしくお願いします。

今年は第21回参議院議員通常選挙の年。
 国政選挙で自公を負けさせることが、彼らの暴政を食い止める何よりの手段です。邪魔にならない程度に、引き続き共謀罪や改憲案を初めとする言論・プライバシー統制法制や、選挙情報などを追って行きたいと思います。

 さて、更新情報です。
 「リンク集目次」「リンク・Sa・Gaシリーズ(ゲームボーイ版中心)」から姉妹サイト「GBSa・Gaシリーズ 風の砂丘」へのリンクが、旧URLのままになっていたため修正しました。



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