更新情報(2008年7・8月分、上から新しい順です)


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*「我流のすき焼き鍋」の更新情報は、
http://sukiyakinabe.sakura.ne.jp/renewal.htm
を御覧下さい。

2008/8/21 コミックマーケット74、参加して来ました。参加者の皆様、お疲れ様でした。
 例によって、売上報告を「我流のすき焼き鍋」の方で行いました。
 とは言え、粗利益でもサークルスペース代が何とかまかなえる程度です。もともと、採算度外視でやっていますから。

2008/8/14 お知らせ。コミックマーケット74に参加します。参加日は17日、西地区2た-02aです。
 いつもの『盗聴法について考える』ですが、この度上・中巻を100円値上げしました。
 たった100円かと御言いなさるな、10部売れれば千円、100部なら1万円、10000部なら10万円の増収となるのです(そんなに売れるか!)。

2008/8/6 広島原爆攻撃の日…。

 更新情報です。
 「リンク・Sa・Gaシリーズ(ゲームボーイ版中心)」からリンクしている、以下のサイトのリンクと紹介文を更新しました(8/8紹介文修正)。
フルコク」(はうす氏)


 以下のサイトの紹介文を更新しました。
Pecora Nera」(虹月宵夜[こうづき しょうや]氏)

2008/8/4 やっと回復基調。結局1週間潰してしまいました。その間に福田改造内閣発足。
 盗聴法廃止の悲願は近づきつつあるようですが、ここからが正念場です。

 では、更新情報です。
 「盗聴法シリーズはじめに第1回2回5回6回7回8回9回13回15回16回17回18回19回20回21回を加筆修正しました。
 第21回索引の収録人物は実在1595名、架空9名になりました。
 昨年の冊子版の更新内容をようやく反映させました。また、首相が福田康夫氏になった事などを加筆しています。しかし、米国オバマ氏の変節……他人事ではありません。日本でも盗聴法推進派の巻き返しに要警戒、です。

2008/7/22 また風邪を悪化させたようです。身体がだるい…。この大事な時に…。

 手短に、更新情報です。
 「リンク・盗聴法その他」に、以下のサイトへのリンクを追加しました。
ELNET
 新聞・雑誌記事検索と閲覧が出来るサイトですが、県立図書館で通常のコピーと同額で利用出来る事を知りました。とても重宝しそうです。
 また、以下のサイトの紹介文を加筆変更しました。
帝国議会会議録検索システム

 「リンク・中日ドラゴンズ」のアドレスが"783_7_doragons.htm"という誤表記になっていたので、"783_7_dragons.htm"に修正しました。仮にもファンなのに情けない…。また、表題を「リンク−中日ドラゴンズ」に改めました。
 以下のサイトが移転していたので、リンクを修正しました。
中日ドラゴンズ

中日ドラゴンズ 公式サイト
 また、紹介文も変更、バナーは削除しました。

 「リンク−その他のプロ野球関係(ドラゴンズ以外)」からリンクしている
2006サンヨーオールスターゲーム」を削除し、
マツダオールスターゲーム MAZDA ALL STAR GAME 2008 MSN公式サイト - MSNスポーツ」を追加しました。
 また、リンクしている
MABO BASEBALL TEA BREAK TIME」(佐野正幸氏)の紹介文を加筆修正しました。

2008/7/18 ひさびさの盗聴法ニュースです。
 10日、アメリカで令状無しの盗聴が合法化されました(『日本経済新聞』7/10 弟子丸幸子「米「盗聴」法が成立 大統領署名」)。米元老院(上院)では69対28で可決、ブッシュ大統領の署名により成立。共産党『しんぶん赤旗』によれば、民主党大統領候補のオバマ氏は賛成、共和党大統領候補のマケイン氏は欠席でした(「2008年7月11日(金)「しんぶん赤旗」 盗聴法さらに改悪 通信会社の免責認める 米上院」)。与党共和党49、野党民主党51(民主系無所属2含む)の勢力ですが、民主党から相当数の賛成が出た事になります。
 違法盗聴を過去に遡って合法化するものであり、許せません。そして、オバマ氏についても、警戒を要する事件でした。

 また、ほぼ時を同じくして、日本では盗聴法初適用事件の地裁判決が出ました(『毎日新聞』7月11日号 愛媛地方版「覚せい剤密売:被告に懲役6年−−地裁判決 /愛媛」)。被告の犯行はともかく、解決に盗聴法が必要な事件であったか?
 何度でも追及して行きます。

 では、更新情報です。
 「盗聴法シリーズ15回16回18回19回20回21回を加筆修正しました。

 今回、新聞雑誌記事検索サイト「ELNET」で閲覧した記事を多数追加しました。また、HTMLタグも一部変更しました。
 通常の閲覧料はかなり高いのですが、県立図書館では通常のコピーと同額で閲覧した記事の打ち出しが出来たので助かりました。
 また、第21回の修正は井上裕氏の死去によるものです。謹んで哀悼の意を表します。

 後は余談。
 大分県で、教員採用に際して、縁故採用が蔓延し、合格点まで操作していた事が報じられました。(『朝日新聞』「教員採用汚職」、『産經新聞』「大分教員採用汚職」など)
 『産經』は早速、不正を宿敵日教組に結びつけています(「あなたの街の「せんせい」は大丈夫?   「大分があぶりだした教育界の腐敗」 2008.7.9 22:14」)。

 しかし、小泉純一郎氏の元秘書、飯島勲氏は、全く逆の事を書いていました。

 これまで就職の斡旋をした件数で、それなりに多かったのは学校の先生かもしれない。
 公立学校の教員になるには、まず教員採用試験に合格して登載名簿に載らなければならない。そして、そのなかから各校の校長先生が、選択して面接をするわけだ。いったん名簿に名前が載ってしまえば、成績が一番だろうが五十番だろうが関係ない。校長が任意に選ぶノミネート群としては、誰しも同じ条件ということになる。
 そして校長は、保守系の政治家から斡旋された者を教員に採用するケースが少なくない。校長というのはたいてい保守派で、また無難にことをすまそうとするから、保守系の政治家からの斡旋に首を横にふることはまずないのである。したがって、保守系の政治家からの紹介があれば、その学校の先生になることはたやすいといっていい。
 一九七〇年代、革新自治体が次々に誕生した時代にもかかわらず、日教組がどんどん小さくなっていった理由はこの就職斡旋のシステムにある。革新自治体は保守派の校長対策をしていなかったため、組合に入らない教師をどんどん 採用していくのに歯止めがかからなかったのである。
 本来なら、革新自治体はそうした保守の色のついた学生を教職に採用してほしくないのだが、登載名簿に「自民」という想像上の印(つまり議員からの推薦)がついていると、校長としては「こいつなら自分の在職中に足元で旗を振ったりしないな」ということで安心できるわけだ。
(飯島勲『代議士秘書 永田町、笑っちゃうけどホントの話』講談社文庫 182〜183ページ)

 たまたま、政治ドラマというので珍しく見ていた『CHANGE』(フジテレビ)の監修者が飯島氏という事もあり、この話を思い出しました。
 ネットで真っ先に話題にしていたのが「誰も通らない裏道」「July 08, 2008 新自由主義の裏にある口利き社会」ですが、私も含めて話題は広がり、『週刊新潮』も珍しく? 記事にしていました。
 要するに、小泉氏は点数の不正はさすがに無かったものの、教員採用の口利きで支持を固めていた事。校長と自民系議員の癒着が、日教組の勢力を殺ぐのに相当の威力を発揮した事。そしておそらくは、自民系議員のコネが無ければ、教員に採用されるのは難しい事。
 コネ採用が日教組潰しに都合のいいシステムだった事がバレるのを恐れて、『産經』は煙幕を張ったとしか思えません。
 2009年度から教員免許が更新制になりますが、コネと合わせて「不適格教師(=自民党に邪魔な人)」を効率よく排除する道具としか考えていないようです(文部科学省「教員免許更新制」、町村信孝「教育三法案について 平成19年04月20日」)。

 実はこの本、前に読み飛ばしていました。しかし、改めて読みますと、「聖域無き構造改革」を訴えていた人物が、コネ採用で票を稼いでいたのですからふざけた話です。
 しかも、飯島氏によれば、ある時国語教員を志望した学生が、「わが先生(=小泉氏)の紹介を受けて晴れて教員に内定」したものの、よりによって国語科教育法の単位不足で卒業出来ないという。さすがに怒った飯島氏、しかし「有力な支援者からの依頼ということになると無下に扱うわけにもいかない」(前掲184頁)。
 かくて飯島氏が大学に頭を下げて、卒業させて貰ったとか…。そしてその学生は、今でも先生をやっているはずです。こんな先生、本当に「適格」ですか?

 まあ、全部のコネを無くせというのは難しいでしょう。
 しかし、自分たちだけコネの恩恵で生活していながら、構造改革だの組合が悪いだの自己責任だのと騒ぐ政治家。やっている事は生活保護の切り捨て、後期高齢者制度の導入…。コネの無い人間から奪う事だけ。
 消えて下さい。

 ところで、『CHANGE』の主人公は二世議員の元教員です。飯島氏のこの部分から、コネ採用の裏設定があったのか? と連想しました。

2008/7/9 しばらく掛かりきりになっていることがありまして、更新出来ませんでした。
 福田内閣問責決議可決と内閣信任決議の可決など、事件は数えきれません。
 まず、更新情報です。
 「光市母子殺人事件 死刑判決について」を加筆しました。宮崎勤死刑囚の処刑についても触れたいですが、またの機会にします。

 以下余談。まずは以下の記事を御覧下さい。
February 3, 2008
パレスチナの暴走にイスラエルバッシングしか興味のないヨーロッパメディア
」(苺畑カカシ氏)
「恥を知れ!!」
 私は一読して、思わず叫び周囲に奇異の目で見られました。これは3ヶ月前の事で、そのうち書こうと思って気が進まなかったのですが、やっぱり頭に血が上るのを抑えられませんでした。
 例えばイスラエルが今まで如何にパレスチナ人を「ガザやウエストバンクから追い出」そうとして来たか(広河隆一『パレスチナ』岩波新書など)、パレスチナ人の村を破壊し、乗っ取りを進めて来たか。2008年の1月からこの記事が書かれた時点までだけでも、パレスチナ人などを百人以上(イスラエル側は一人)殺し、殺し、殺して来たイスラエルが、どうして「弱腰外交」なのか。

 なお、2000年の「第2次インティファーダ」は、「イスラエルの弱腰政策が原因」ではありません。同年9月28日、当時最大野党リクード党の党首であるアリエル=シャロン氏が、イスラム教の聖地であるアル・アクサ・モスクのある神殿の丘(イスラム教徒から見れば、アルアクサの丘)を訪問した挑発行為がきっかけです。話が真逆なので念の為。
 苺畑氏は別の記事でもヒズボラやアルカーイダなどを「人間の皮を被った動物」と呼びます。あまりに人種差別主義者の典型です。しかし私は、彼(2008/2/4追記:女性だから彼女か)を人面獣心とは呼びません。私は、彼を人間の屑と呼びます。

 しかしながら、彼と同じ差別感情を、私も誰もが潜在的に持っている。人種差別主義者は、世界のどこにでも同じように居るといわざるを得ません。
 しかも、同年2月29日、イスラエルのマタン=ビルナイ国防副大臣は、「カッサムロケット弾がさらに撃ち込まれ、遠くまで着弾するようになれば、パレスチナ人はわが身のうえに大規模なショアー(shoah)を引きよせることになるだろう。というのは、我々は防衛のために全力を使うからだ。」と発言しました(BBC「Dozens die in Israel-Gaza clashes」)。ショアーとは災厄の意味ですが、ユダヤ人にはもっぱらナチスによるユダヤ人虐殺(ホロコースト)を指す用語として使われます。「お前ら皆殺しだ」とあっけらかんと語ったに等しい、いやそれ以上に恐るべき発言です。
 要するに、ビルナイ氏と苺畑氏の発想はそう遠くありません。


 そうした人類の宿痾を、どれだけ時間を掛けても正してゆかねばならない。何より、虐殺は何としても食い止めなければならない。そう思います。



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